【弘明寺】“心地よい味わいのコーヒー”を目指して「UZUKI」
2026.06.17
横浜

【弘明寺】“心地よい味わいのコーヒー”を目指して「UZUKI」

佐々木 亜莉

ライター

佐々木 亜莉

  • #カフェ
  • #グルメ

京急本線「弘明寺駅」から歩いて5分。弘明寺かんのん通り商店街を曲がった先に、自家焙煎コーヒー店「UZUKI」があります。落ち着いた雰囲気の店内は、まるで隠れ家のよう。

今回はコーヒーへのこだわりや、お店づくりについて話を伺いました。

「落ち着いた空間と時間を
提供したい」店主田中さんの想い

店内のカウンター。スタイリッシュなコーヒー器具が並びます

今回インタビューに協力してくれたのは、店主の田中恭平さん。“真剣な表情でコーヒーを淹れ笑顔で提供する”そんな「職人」と「サービスマン」の両方の顔を持つバリスタに憧れ、コーヒーの道を志したと話します。

弘明寺でお店を開いたきっかけについて尋ねると「落ち着いたお店にしたいという想いがありましたので、その雰囲気に合う街を探していました」と田中さん。お寺があり、どこか下町のような空気が流れる弘明寺に惹かれ、この場所を選んだそうです。

UZUKIの看板。細部まで統一感のある内装に感動しました

店内は温かみのある色合いで統一。田中さんは「落ち着いた空間と時間を提供したい」という想いから、内装や空間作りにもこだわったと話してくれました。

お店に訪れるお客さんは、一人で来店し本を読んだり、静かにコーヒーを楽しんだり、ゆったりと過ごす人がほとんど。そのため、UZUKIではお子様連れや3名以上での入店は控えていただいているそうです。

これは田中さんが「ゆっくりと落ち着いた時間を過ごしてほしい」というコンセプトを守り続けてきたからこそ。チェーン店のカフェとはまた違う、穏やかな空間を大切にしています。

ワイングラスで味わう
UZUKIのコーヒー

コロンビアのフィルターコーヒー。湯気とともにフルーティーな香りが広がります

メニューは定番のフィルターコーヒーやカフェラテに加え、アルコールメニューのコーヒーカクテルが並びます。フィルターコーヒーは、用意されている豆の中から好きなものを選べます。豆の種類は季節によって変わるので、そのときの気分で選べるのもいいですね。

はじめに、コロンビアのフィルターコーヒーをいただきました。

グラス越しに見えるコーヒーの色もきれい。目でも楽しめる一杯です

まず驚いたのが、コーヒーがワイングラスで提供されたこと。コーヒーといえばマグカップのイメージが強かったため、一目見た瞬間に「これは新しい!」とびっくり。

一口飲んでみると、ブルーベリーのような風味もあり、とても飲みやすい味わいです。「コーヒー=苦いもの」という印象が大きく変わります。少し冷めてくるとやさしい甘さも感じられました。

さらに驚いたのが、最後までこの味わいが崩れないこと。コーヒーは時間が経つと酸味を感じやすくなる場合もありますが、最後まで心地よく飲みやすかったです。

黒いコーヒーカクテル。色の正体は竹炭

次にいただいたのは「黒いコーヒーカクテル」。田中さんは「見た目と味の対比を楽しんでほしい」と話します。

メニューにもあえて詳しい材料は書いていないそうで「何が入っているんだろう」と考えながら楽しむお客さんが多いのだとか。

実際に飲んでみると、いい意味で「コーヒーらしさ」が前面に出すぎておらず、すっきりとした甘さがあります。それでいて、後味にはしっかりとコーヒーの余韻が感じられ、コーヒーカクテルとして新鮮に楽しめます。

レモンピールが添えてあります。夏っぽくて爽やか!

さらに途中で赤ワインを加えることで、酸味が加わりまた違った表情に。一杯で二度楽しめるのが嬉しいですね。

「カクテルに何が入っているか分かりましたか?」と田中さん。ほのかに柑橘系の香りがするものの、私は全ての材料を当てることはできませんでした。

答えを教えてもらうと「なるほど!」と納得。ベースになっている、フルーティーな香りが特徴のエチオピアのコーヒーとも相性の良さを感じます。

ただ、今回はあえて記事には書かないことにします。気になる方は、ぜひお店で味わってみてください! 

試行錯誤を重ねながら、理想の一杯へ

コーヒーを淹れている田中さん。丁寧な所作に思わず見入ってしまいます

コーヒーの豆選びから焙煎、抽出、提供までを手がける田中さん。そんな田中さんが目指しているのは「飲んでいて心地よさを感じるコーヒー」なのだそう。

「違和感なく飲み進められ自然とカップが空になっている、そんなコーヒーが理想です」と話します。

理想のコーヒーを目指して「まだまだ勉強中です。日々試行錯誤しています」と田中さん。コーヒーの世界は突き詰めるほど終わりがないそうで「焙煎や抽出もうまくできるときもあれば、思い通りにいかないこともある。それがすごく楽しいんです」と笑顔で語ってくれました。

こだわりのコーヒー豆は100gから購入できます。リピーターも多いそう

最後に読者へのメッセージを尋ねると「気持ちをリセットしたいときに来ていただければ嬉しいです。美味しいコーヒーをご用意してお待ちしております」と話してくれました。

取材を通して印象的だったのは、田中さんが真摯にコーヒーに向き合い続けていることと、コーヒーそのものを心から楽しんでいることでした。焙煎や抽出について話す姿は穏やかで、コーヒーへの尽きない探究心が伝わってきます。

田中さんの想いが詰まった一杯と、静かに流れる時間を味わいに、ぜひ足を運んでみてください。

取材日 2026/05/20

※本記事に掲載されている情報は取材当時のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

スポット情報

UZUKI

■住所:232-0067 神奈川県横浜市南区弘明寺町字前田157 B
■営業時間:13:00〜19:00(土日祝:11:00〜19:00)
■定休日:火
■アクセス:京急本線「弘明寺駅」徒歩5分
■WEBサイト:https://coffee-uzuki.com/

この記事を書いた人

佐々木 亜莉

ライター

佐々木 亜莉

横浜在住、複数メディアで活動しているママライターです。

川崎駅・横浜駅を中心に、ファミリーで楽しめるスポットを紹介しています。

休日は家族で公園巡りやキャンプを楽しんでいます!

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