【八丁畷】元プロボクサーに基礎から習える「神奈川渥美ボクシングジム」
2026.06.27
川崎

【八丁畷】元プロボクサーに基礎から習える「神奈川渥美ボクシングジム」

いとうきき

ライター

いとうきき

  • #アクティビティ

運動不足をどうにかしたい。
仕事帰りに身体を動かしたい。
何か新しいことを始めてみたい。

そんな時、“ボクシングジム”は少しハードルが高く感じるかもしれません。

選手が通う場所。強い人の世界。そんなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。  

けれど、八丁畷駅から歩いて6分の場所にある 神奈川渥美ボクシングジム は、そのイメージとは少し違っています。

初心者でも入りやすい、開かれたジム 

ガラス張りの外観からは、中で身体を動かす人たちの姿が見えます。閉鎖的な雰囲気はなく、大人や子どもたちが入り交じって練習をしていました。

ジムの中に入ると、ミットを打つ乾いた音が広い空間に響きます。
縄跳びの音、トレーナーの声、グローブが当たる音。本田会長やトレーナーは練習中も会員一人ひとりに声をかけており、ベンチでは会員同士が談笑する姿も見られました。

競技としてボクシングに取り組む人もいれば、運動不足解消を目的に通う人もいて、それぞれが自分のペースで身体を動かしています。

「フィットネス目的の人も多いですよ」

そう優しく話してくれたのは、会長の本田秀伸さんです。

九州出身の本田さんは、プロボクサーとして大阪で活動した後、引退を機に「ジムをやってみないか」と声をかけられたことをきっかけに、八丁畷でジムをスタートしました。

「自分がやるのと、人に教えるのは全然違いましたね」

実際に選手としてリングに立つことと、人にボクシングを伝えること。その違いを感じながら、少しずつ現在のジムの形をつくってきたといいます。

フィットネスからプロ志望まで。
それぞれのペースで通える場所

(写真左)会長の本田秀伸さん(写真右)とトレーナー 竹田純さん

現在は元プロボクサーの本田さんを含め、トレーナーが複数人在籍。技術を知る人が直接教えてくれる環境が整っています。

とはいえ、通っている人すべてが“強さ”を求めているわけではありません。

会員はフィットネス目的の人が多く、40代〜50代も多いそう。もちろん、プロを目指して通う学生もいますが、「運動不足解消」や「体づくり」の延長として通い始める人も少なくないのだそう。

大通りに面しているため、通りがかりでジムを見つけ、そのまま体験に来る人もいるといいます。実際、ボクシングジム内を外から見ることができる安心感は大きいように感じました。

初心者への指導も、実際のボクシング技術をきちんと教えるスタイル。

経験者はすぐ練習に入れますが、初心者には基礎から丁寧に伝えていくそうです。

子どもの成長に合わせ安全で丁寧な指導を心がけている

「安全面には気をつけています」

そう話すとおり、特に子どもの指導では、年齢だけでなく“集中して話を聞けるか”も大切にしており、子どもたちにはまずトレーナーの話を聞くことから伝えているという本田さん。危険を伴う場面もあるため、挨拶や返事など基本的なコミュニケーションも大切にしているそうです。小学校3年生以上を目安に受け入れているのも、怪我のリスクも考えているからです。

子どもたちが楽しく身体を動かせるグループレッスン 

子ども向けにはグループレッスンも行われており、土曜日は親子で通う姿も見られました。

練習メニューは、一人ひとりの目的によって変わります。
実戦をやりたい人は対人練習を増やし、フィットネス目的の人は筋トレやミット打ちを中心に組み立てていく。

“全員が同じメニューをこなす”わけではなく、それぞれのペースでボクシングに関わっているのが印象的でした。

また、トレーナーと会員との距離が近いことも、このジムの特徴のひとつです。取材中も、ミット打ちの合間にフォームについて声をかけたり、休憩中の会員と自然に会話を交わしたりする様子が見られました。練習中だけでなく、日常的なコミュニケーションがあることで、質問や相談もしやすい空気が生まれているように感じました。

ボクシングを「日常の運動」
として取り入れる

日常の運動としてボクシングを取り入れる会員の方も多くいます

本田さんに「ボクシングの魅力」を聞くと、こんな言葉が返ってきました。

「いいパンチが打てた時は気持ちいいですよ。ゴルフに近いところもありますね」

ただ力任せに打つのではなく、身体の使い方やフォームが噛み合った時にきれいに音が鳴る。その感覚が面白いのだといいます。

確かに、取材中もミットの音は人によって違いました。
鋭く響く音もあれば、少し鈍い音もある。

その違いが、技術や身体の使い方の差なのかもしれません。

本格的なシャドーボクシング指導が受けられる

また、シャドーボクシングは自宅でも取り入れやすく、「日常の運動として始めやすい」のだそう。

実際、仕事帰りに汗を流したり、休日の習慣として通ったり。ここでは、ボクシングが“競技”というより、“生活の中の運動”として存在していました。

外からもボクシングジム内の様子を見ることができる

川崎や鶴見、横浜方面から通う人も多いという神奈川渥美ボクシングジム 。

駅から近いこともあって、日常の延長で気軽に立ち寄ることができます。

本田さんによると、ボクシングに向いているのは、「コツコツ続けるのが好きな人」とのこと。

一回で劇的に変わるものではないけれど、少しずつ身体が動くようになる。前よりいいパンチが打てるようになる。そうした小さな成長を積み重ねていく面白さが、ボクシングにはあるのかもしれません。

取材日 2026/05/06

※本記事に掲載されている情報は取材当時のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

スポット情報

神奈川渥美ボクシングジム

■住所:210-0022 神奈川県川崎市川崎区池田2丁目4−2 ライオンズマンション川崎第2
■電話番号:044-280-6667
■開催/営業時間:平日 14:00~22:00/土 13:00~21:00/日 10:00~16:00
■定休日:火曜日
■アクセス:京急本線 「八丁畷駅」 徒歩6分
■WEBサイトURL:https://www.k-atsumi.com

この記事を書いた人

いとうきき

ライター

いとうきき

横浜・川崎で店舗取材を中心に活動
お店と人の魅力を丁寧に引き出します
読者がふらっと足を運びたくなる記事に

これまでに200件以上の取材・執筆
その場の空気や想いまで言葉にのせて
読み手にすっと届く記事を書いています

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