【八丁畷】もつ煮の印象が変わる京町の専門店「やみつきもつ煮屋92」
2026.07.31
川崎

【八丁畷】もつ煮の印象が変わる京町の専門店「やみつきもつ煮屋92」

いとうきき

ライター

いとうきき

  • #グルメ

京急本線「八丁畷駅」から徒歩8分。川崎市川崎区・京町にある「やみつきもつ煮屋92」は、もつ煮を専門に販売するテイクアウト店です。

店頭に並ぶのは、約2日間かけて仕込んだもつ煮。何度もアクを取り、水洗いを繰り返して脂を丁寧に取り除くことで、すっきりとした味わいに仕上げています。

今回は、店主の石田さんに、もつ煮づくりへの思いや、仕込みで大切にしていることを伺いました。

一杯のもつ煮から始まった専門店

やみつきもつ煮92 人気No.1みそもつ煮

店主がもつ煮を作り始めたきっかけは、地方で食べた一杯でした。

当時はもつ煮が特別好きだったわけではありませんでしたが、友人に勧められて食べた味に驚き、自分でも作るようになったそうです。

試作を重ね、友人へ振る舞ううちに「販売してみたら」という声が増え、専門店として営業を始めました。

出店場所に選んだのは川崎駅から少し足を伸ばしたエリアの京町。商店街やスーパーマーケットが点在し、買い物帰りの人や学生の姿も多く見られるエリアです。仕込みができる厨房設備の整った物件と出合えたことも、この場所で営業を始めるきっかけになりました。

下処理から完成まで約2日間

2日間かけた丁寧なもつの仕込み

やみつきもつ煮屋92では、一杯が完成するまで約2日間かかります。

最も時間をかけるのが下処理です。

もつは何度もアクを取り、水洗いを繰り返しながら余分な脂を取り除いていきます。この工程を丁寧に行うことで、臭みや雑味を抑えた味わいになります。

そのため、もつ煮を食べ慣れていない人や、独特の臭みが苦手だと感じていた人からも「食べやすい」などと喜ばれるのだそう。

煮込みの途中でもアクを取り続け、その日の状態を見ながら火加減や味を調整します。

専門店だからこそ、仕込みの時間をしっかり確保し、一つひとつの工程を積み重ねています。

濃厚なもつ煮と白いご飯の相性バッチリ◎

もつと並んで印象的なのが、こんにゃくです。

一度冷凍してから使用することで中まで味が染み込み、噛むと煮汁がじゅわっと広がります。「こんにゃくがおいしかった」という感想が寄せられることも多いそうです。

初めて訪れる人には、定番のみそ味がおすすめ。辛いものが好きな人には、にんにくと唐辛子の風味をきかせた「ウマ辛」も人気です。

川崎京町から全国へ届ける一杯

店主の石田さんが店舗に立ち明るい笑顔で対応してくれる

店舗の周辺には商店街やスーパーマーケットがあり、夕方になると買い物帰りの人や学生が立ち寄る姿が見られます。

仕事帰りに晩酌用として購入する人や、夕食の一品としてテイクアウトする人も多く、いつもの味として地元で愛されています。

店主おすすめの食べ方は、ご飯にもつ煮をかけ、温泉卵をのせるアレンジ。もちろん、そのままお酒のおつまみとして味わうのもおすすめです。

黄色ののれんが目印

現在は店頭販売に加え、通販にも対応しています。

もともとはデリバリーから始まりましたが、遠方からの注文にも応えられるよう全国発送をスタートしたのだそう。セット商品も用意されています。

約2日間かけて仕込む一杯は、京町の店舗だけでなく全国へ。店頭で味を知った人が通販を利用したり、遠方に住む家族へ送ったりと、地域で親しまれてきた味が少しずつ広がっています。

地域で親しまれる地元の味として、そして遠方でも気軽に楽しめる専門店の味として。

「やみつきもつ煮屋92」の一杯は、もつ煮の印象を変えるきっかけになるかもしれません。

取材日 2026/5/30

※本記事に掲載されている情報は取材当時のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

スポット情報

やみつきもつ煮屋92

■住所:〒210-0845 神奈川県川崎市川崎区渡田山王町18-11 キムラコーポ102
■営業時間:11:00〜22:00
■定休日:月曜・火曜
■アクセス:京急本線「八丁畷駅」徒歩8分
■電話番号:045-534-9680
■SNS:https://www.instagram.com/motsu_92/

この記事を書いた人

いとうきき

ライター

いとうきき

横浜・川崎で店舗取材を中心に活動
お店と人の魅力を丁寧に引き出します
読者がふらっと足を運びたくなる記事に

これまでに200件以上の取材・執筆
その場の空気や想いまで言葉にのせて
読み手にすっと届く記事を書いています

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