【日ノ出町】出汁を味わうしゃぶしゃぶ。野毛の「勝治」へ
2026.08.12
横浜

【日ノ出町】出汁を味わうしゃぶしゃぶ。野毛の「勝治」へ

いとうきき

ライター

いとうきき

  • #グルメ

横浜・野毛といえば、昼から飲める居酒屋や老舗の名店が軒を連ねる、飲み歩きの街。

赤提灯が灯る通りを歩けば、どのお店に入ろうか迷ってしまうほど魅力的なお店が並びます。

そんな野毛の中心で見つけたのが「大衆しゃぶしゃぶ勝治」。

店名の「勝治」は、1951年に野毛でお店を創業した松本勝治さんに由来するもの。現在の店主は、祖父の勝治さんから受け継いだ味を大切にしながら、しゃぶしゃぶを大衆酒場のような雰囲気の中で気軽に楽しんでほしいという思いを込めて営業しています。

出汁を味わうしゃぶしゃぶ。
まずは何もつけずにひと口

出汁にさっとくぐらせてまず一口

しゃぶしゃぶ専門店というと少し敷居が高いイメージがありますが、お店のモットーは「本物の味を、気軽に、自由に、楽しく」。 しゃぶしゃぶがお目当ての人はもちろん、飲み歩きの途中でも立ち寄りやすいように、一品料理や日本酒の品揃えも充実しています。食事をしっかり楽しみたい人も、お酒を中心に過ごしたい人も、それぞれのスタイルで利用できるのが魅力です。

店内は木の温もりを感じる落ち着いた空間。仕事帰りの会社員や飲み歩きを楽しむ人たちでにぎわい、それぞれが鍋を囲みながら会話を楽しむ様子が印象的でした。

野毛らしい活気がありながらも、ゆっくり食事を楽しめる居心地の良さがあります。

今回いただいたのは、出汁の香りを楽しめるしゃぶしゃぶ。

鍋が運ばれてくると、魚のやさしい香りがしました。ウルメ節・かつお節・サバ節などを独自にブレンドし、北海道・羅臼産の昆布を合わせることで、化学調味料に頼らず素材本来のうま味を引き出しているのだそう。

口にするとほっとするような味わいで、つい出汁だけをもう一口飲みたくなるほどでした。しゃぶしゃぶというより、「出汁を楽しむ料理」という表現がしっくりきます。

早速、豚肉をくぐらせてひと口。

最初は何もつけずに味わうのがおすすめです。魚のうま味をまとった豚肉はやわらかく、素材そのもののおいしさがしっかりと伝わってきます。

豚肉はロースとバラの2種類

ロースは肉のうま味をしっかり感じられる食べ応えのある一枚。噛むほどに肉の風味が広がります。一方、バラは脂の甘みがほどよく、出汁との相性が良いのも特徴です。どちらも違った魅力があり、食べ比べるのも楽しみ方の一つです。

さらに、酸味のあるポン酢で変化をつけると、出汁のうま味と肉の味わいをより楽しめました。

お酒と一品料理も楽しめる、
野毛らしい一軒

しゃぶしゃぶと合わせていただいた一品料理も、お酒が進むものばかりです。

お酒好きにも「勝治の八寸」を食べてほしい

「勝治の八寸」は、ホタルイカやイカの塩辛、クリームチャンジャ、オクラのおひたしなど、少しずつさまざまな味を楽しめる一皿。日本酒の飲み比べと合わせれば、ゆっくりとした時間を過ごせます。

おちょこや箸置きの可愛らしいデザインにも注目

さらに印象に残ったのが「和牛すき焼きポテサラ」。なめらかなポテトサラダに和牛を合わせ、黒トリュフソースをかけた贅沢な一品です。居酒屋の定番メニューをひと工夫した、見た目にも華やかな料理でした。

甘辛の牛すきとポテサラの相性が半熟卵とよく合う

今回は抹茶ビールもいただきました。しゃぶしゃぶだけでなく、遊び心のあるお酒や一品料理を楽しめるのもこのお店ならでは。仕事帰りにふらっと立ち寄るのはもちろん、飲み歩きの一軒目として利用したくなるお店でもあります。

まろやか喉ごしが特徴の「抹茶ビール」

野毛には個性豊かな飲食店が数多くありますが、「大衆しゃぶしゃぶ勝治」は、出汁にこだわったしゃぶしゃぶを気軽に楽しめる一軒。鍋を囲みながらゆっくり語らう時間も、この街ならではの楽しみ方の一つかもしれません。

赤提灯と大きな看板がお店の目印

取材日 2026/7/2

※本記事に掲載されている情報は取材当時のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

スポット情報

大衆しゃぶしゃぶ勝治 野毛店

■住所:〒231-0064 神奈川県横浜市中区野毛町2丁目81−1
■営業時間:平日16:00〜23:30/土・日16:00〜23:00
■アクセス:京急本線「日ノ出町駅」から徒歩5分
■Instagram:https://www.instagram.com/shabushabu_katsuji_noge/

この記事を書いた人

いとうきき

ライター

いとうきき

横浜・川崎で店舗取材を中心に活動
お店と人の魅力を丁寧に引き出します
読者がふらっと足を運びたくなる記事に

これまでに200件以上の取材・執筆
その場の空気や想いまで言葉にのせて
読み手にすっと届く記事を書いています

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