ベジタリアンメニューも、肉も魚も。井土ヶ谷の一軒家カフェ「Cafe KuKuRu」

営業は毎週金・土・日のランチタイムのみ

「体のために、今日はお肉を控えて、野菜たっぷりのごはんを食べたい」

そう思っていても、一緒にごはんを食べる相手がお肉をがっつり食べたいと考えていれば、どちらかが折れて、相手に合わせることになりがちです。

ところが、井土ヶ谷にどちらの希望も叶えてくれるお店があると聞いて、さっそく行ってきました。

ベジタリアンもノンベジも一緒に食事を楽しめる

京急井土ヶ谷駅から徒歩約7分。閑静な住宅街にたたずむ「 Cafe KuKuRu(カフェククル)」は、肉・魚介類・卵・乳製品などの動物性食材を使わずに、野菜・豆類・穀物をたっぷり使用した料理をメインに提供しています。

ただ、それだけではありません。肉や魚を食べたい人向けの料理も提供しています。

そのため、ベジタリアンもノンべジ(ベジタリアンではない人)も、一緒に食卓を囲むことができるのです。

お腹も心も大満足の
ランチメニュー

今回は、お店おすすめの玄米プレートをいただくことに。メインは煮込みハンバーグかベジタリアンメニューの豆腐ハンバーグを選べます。私は豆腐ハンバーグをオーダーしました。

きのこがアクセントになった豆腐ハンバーグはやさしい味わいで、3種類の副菜には旬の野菜と大豆製品がたっぷり使われています。できるだけ有機野菜を使用し、調味料や食材にもこだわりをもって料理されているそうです。

「動物性食材不使用」と聞くと物足りなさを感じる方もいるかもしれませが、どれも丁寧に味付けがされていて、味わっているうちにお腹もいっぱいに。ベジタリアンではない私ですが、「ベジタリアンメニューもいいかも!」と思わされるような大満足のプレートでした。

ちなみに、ベジタリアンメニューの他には、スパイスから作った秋鮭の焼きチーズカレーや、生パスタを使ったミートパスタもあります。

お店おすすめの玄米プレート。野菜がたっぷり食べられてうれしい!

デザートのやさしい甘さを
心ゆくまで味わう

デザートは豆腐のチーズケーキ風やキャロットケーキ、フルーツタルトなどがあり、どれも素材の味が存分に生かされています。

使う食材のこだわりはデザートに表れていて、動物性の食材である卵や牛乳、乳製品(バター・生クリーム・チーズなど)は使っていません。

また、白砂糖の代わりに甜菜糖や米飴を使用しているため、やさしい甘さに仕上がっています。

今回私がいただいたのは、天然酵母で膨らませたガトーショコラ。カカオの風味と季節のフルーツをじっくり味わううちに、心まで満たされました。

天然酵母で膨らませたガトーショコラ

木の温もりを感じる店内には、カウンター席とテーブル席があります。入り口に近い部屋はライトダウンされてゆったりとした雰囲気。奥の部屋は明るくも落ち着きのある雰囲気になっていて、ひとりでも、誰かと一緒でも心地よく過ごせる温かな空気が流れていました。

部屋の一角にはずらりと並ぶ本と、ソファー席があります

誰かに教えたい、でも自分だけの秘密の場所にしたい。そんな気持ちになる一軒家カフェでした。ベジタリアンの人もそうでない人も、体にやさしいお料理と穏やかな時間を味わってみてはいかがでしょうか。

Cafe KuKuRu

■住所:〒232-0051 横浜市南区井土ヶ谷上町22-26
■電話:045-711-9996
■営業時間:金・土・日曜日 11:00〜15:30(LO14:30頃)
■アクセス:京急本線「井土ヶ谷駅」徒歩7分
■WEBサイト:https://cafe-kukuru.com/

■スポット情報:https://newcal.jp/spot/KOA000013

Weavee地域ライター/山岸礼佳