
京急本線「井土ヶ谷駅」徒歩2分。家族に安心して食べてもらえるお弁当を作りたい。そんな想いから生まれたのが「手作り弁当 にんじん」です。健康に向き合い、素材にこだわった一食を届けています。今回はスタッフ歴17年の清野さんに、にんじんの魅力について伺いました。
女性の自立と地域をつなぐお弁当

にんじんは、働く人が出資・運営し、共に働く仕組み“ワーカーズコレクティブ”というかたちで営まれているお店です。SDGsの精神のもと、安心な食材と環境配慮を大切に、地域に寄り添いながら女性の働く場を生み出しています。
「意欲と責任感が良い感じで化学反応を起こしているから、ここで働く人はみんな毎日が充実しています!」と清野さん。取材中もスタッフ同士の会話の中で、「あなたはここに来てもう5年くらい?」「いえいえ、まだ1年ですよ(笑)」というやりとりが聞かれるくらい、アットホームな雰囲気もとても魅力的でした。
毎日のお楽しみ「日替わり弁当」

にんじん名物日替わり弁当(税込750円)の献立は、毎月のスタッフ会議により決定。1カ月の中に同じ献立の日はなく、毎日食べる人でも飽きずに食べられます。また、お昼時の店頭販売や配達(※近隣エリア配達料無料)も実施。配達はお年寄りや子育て中の主婦を中心に広まり、健康に配慮した美味しいお弁当が届くのを多くの人が待ちわびています。
「配達中に『美味しかったよ!』って話かけられることもあって、これがとっても嬉しいんです」と話すスタッフの笑顔が印象的でした。
※配達エリアは店舗HPにてご確認ください。

1番人気はハンバーグ弁当で、あっという間に売り切れてしまうそう。
また、彩りはもちろん無添加の素材や国産の素材を使用し、すべて手作りで素材本来の美味しさを最大限に引き出しているのもポイント。しっかりと感じられるお肉の味や、野菜の旨味に箸が止まりません。

しかし悩み事もあるそうです。
「どのお弁当も自信をもって提供していますが、このお弁当を750円払って購入してくださる方を私たちは探さなければいけない。だって、今ってコンビニとかに行けば500円前後でお弁当って買えちゃうでしょ?」
にんじんではより多くの人の手に届くよう、お昼時はお弁当の店頭販売を開始、そして夕食に向けても新たな挑戦をスタートしました。

帰り道にできたてを。
にんじんの「よるごはん」

「このプロジェクトは“これからを担う子どもたちに健康で昔からの家庭の味を届けたい”というところからスタートしました。昔と違って今はお母さんたちも多忙ですよね。保育園の帰り道に寄ってもらって、毎日のよるごはん作りに少しでも役に立てれば嬉しいです」と清野さん。
「よるごはん」はおかずのみの販売。夕食に全て揃っているお弁当を購入すると、なんとなく罪悪感を感じがちなのが母心。しかし、おかずは買って白米は自分で炊いたりおにぎりを作ったりするだけでも「今日もわたし頑張った!」という達成感を感じ「明日もまたがんばろう」とモチベーションにもつながります。スタッフの細やかな心遣いを感じました。
「しかし、まだまだ認知されていないのが現状。もっともっと知ってもらってたくさんの人に喜んでもらいたいんです! 何かいい方法はないかなぁと常々話し合っています」。
30年積み重ねてきた伝統を守りつつ、これから先の未来へ。「にんじん」のお弁当は進化を続けています。
取材日 2026年4月22日
※本記事に掲載されている情報は取材当時のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、お出かけの際は事前にご確認ください。
スポット情報
手作り弁当にんじん
■住所:〒232-0006 神奈川県横浜市南区南太田4-2-20
■TEL/FAX:045-714-6886
■営業時間:平日8:00~15:00(店頭販売11:30~12:30)
※よるごはん窓口受け取りは19:00まで
■定休日:土・日・祝
■e-mail:minami@mscarrot.com
■HP:https://peraichi.com/landing_pages/view/ninjin373/
■SNS:http://www.instagram.com/miscarrot_373/