手仕事のアイテムから
感じる、春の訪れ

稲村ガ崎の住宅街を進んでいくと現れたのは、築100年の梁や柱が織りなす、落ち着いた雰囲気が魅力的な雑貨セレクトショップ「tsudoi」。
住宅街の路地の先に佇む古民家。広々とした庭を抜け、古びた扉を開くと、そこには全国各地から集められた丁寧な手仕事の品々がずらりと並びます。

アイテムの中には地元の作家さんの作品もあります。
例えば「極楽寺がらす工房」さんによる、優美な表情を見せる陶器のお雛様(20,900円 両脇の雪洞セットは13,200円)は、一つひとつ丁寧な手仕事で仕上げられた逸品。

棚の一角には、一見すると金属かと見紛うほどの薄さと艶を持つ陶器の器(湯飲み3,300円、お椀4,400円、お皿7,260円)も。
こちらも鎌倉にアトリエを構える茶碗作家・岡崎慧佑さんによるもの。焼き締めの技法で作られたその器は、薄さとは裏腹に確かな存在感を放ちます。
ご縁が導いた鎌倉の古民家での新たな出発

かつては恵比寿で営業していた「tsudoi」ですが、2024年鎌倉に移転しました。店主の松井美緒さんと20年来の友人である岡田和子さんのお二人で店舗に立っています。
「恵比寿の店舗は続けるつもりでしたが、さまざまな事情とタイミングが重なり、恵比寿から離れることに。そこで両親が鎌倉在住ということもあって、この地で古民家を探し始めました」と松井さん。
数々の物件を見る中で出会ったこの築100年の古民家は、まるでご縁に導かれたように、お二人の想いにぴったりの空間です。

古民家から広がる、
新しい集いの風景

週末限定のオープンながら、近隣の方々の口コミで徐々に知られるようになったtsudoi。
「元々、物作りが好きで自分でエプロンを作っては、小さなイベントに出店していました。そこで素敵な作家さんたちと出会い、皆さんの作品を一緒に届けられる場所を作りたいと思って店を始めました」と松井さん。

古い建具や柱を活かした空間には、誰もが寛げる縁側も。
3月からはお知り合いの焙煎士が手がけるオリジナルブレンドのコーヒーサービスも始めるとのこと。
手仕事の品々に囲まれながら、ゆっくりとした時間を過ごせる場所として進化を続けています。
取材日 2025/02/09
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。



スポット情報
tsudoi 鎌倉市の陶磁器専門店
▪️住所:神奈川県鎌倉市稲村ガ崎1-11-8
▪️電話番号:080-7067-3115
▪️営業時間などの情報:11:00〜16:00
▪️定休日:月〜金曜日
▪️アクセス:江ノ島電鉄「稲村ヶ崎駅」から徒歩5分
▪️URL:https://tsudoiwork.com/