秋の訪れに食べたい! 体に優しいマクロビ料理~蒲田 Hidamari カフェ~

夏の猛暑で疲れた体と心をいたわりませんか?秋は「秋バテ」と呼ばれる、夏の疲れが出やすい季節。そんな時期におすすめなのが、蒲田の「Hidamari Cafe」。美味しくて体に優しいマクロビ食が楽しめるお店です。

※マクロビとは玄米を主食とし、野菜や海藻、豆類を中心とした伝統的な日本食をベースに、自然と調和しながら健康に生きることを目指す食事法・生活法のこと。

マクロビというと菜食のみのイメージがありますが、こちらでは珍しくお魚メニューも用意。「ヴィーガンの方もそうでない方も、一緒に楽しく食事をしてほしい」そんな思いから、このスタイルを取っているそうです。閉店間際でもほぼ満席になる人気ぶりにも納得です。

自然食品店での出会いから始まった店づくり

オーナーがマクロビと出合ったのは、自然食品店でのヴィーガン料理教室。もともとこの場所には自然食品店があり、そこで学びを深めた後、2年間の専門的な勉強を経て、2011年5月に「Hidamari カフェ」をオープンしました。

オーナー自身、子どもの頃から頭痛に悩まされ、薬が手放せない日々が続いていたそうですが、食を変えることで体質改善に成功。頭痛薬もほぼ不要になった経験から、「体にも心にも優しいごはん」を多くの人に届けたいと考えるようになったといいます。

シンプルで滋味あふれる料理

ランチは11:30〜14:00。お惣菜2品セット(1,430円)、3品セット(1,650円)、4品セット(1,980円)から選べます。揚げ物が苦手な人向けには、揚げ物なしの一汁三菜セット(1,430円)※すべて税込み があり、自分の体調や好みに合わせて選べるのがうれしいですね。圧力鍋で炊いた玄米はお櫃で保存し、もちもち食感に感動するほど。

大豆ミートを使った「なんちゃって鶏の唐揚げ」は、ジューシーで柔らかく、鶏肉のような満足感があります。味つけは精進料理ほど薄味ではなく、菜食ご飯にしては少し濃いめの味付けになっていて、どんな人でも美味しく食べられるバランスです。サラダに添えられているドレッシングは、玉ねぎベースの自家製。玉ねぎの自然な甘みが引き立ち、素材本来の力を存分に味わえます。どのお惣菜も美味しく満足感があります。おかわりできる日替わり健康茶もセットに付き、体の中からほっと温まります。この日はグァバ茶で、血糖値や糖を下げる効果があるそう。体のことを考えられたお茶が提供されています。

お食事だけではない新鮮野菜も購入できる

お店の前には、その日に入荷した旬の野菜が並びます。なるべく近くの土地のものをと、千葉や世田谷の農家さんから直送で届けてもらっている野菜だそう。早ければその日の朝にとれたものや、翌日に届く新鮮野菜。旬の味をお店で楽しんだあとは、採れたて野菜をおみやげに。家に帰った後にも美味しい野菜が頂けるとうれしいですね。

ヴィーガンやオーガニック食材へのハードルを下げたい。そして、ここに来た人には体をリセットする食事で元気になってほしい――。そんな思いのもと続けられてきたHidamari カフェは、人気があるのも納得。特別な人だけのものではなく、誰でも気軽に味わえる温かな場所です。

夏の疲れをいたわり、そして心と体を元気にするために、美味しいマクロビ料理を食べに行ってみてはいかがでしょうか。

Hidamari カフェ

営業時間:11:30~14:00

※売り切れ次第終了 支払いは現金のみ取り扱い

定休日:日・月・祝

住所:東京都大田区蒲田4-31-1

TEL:03-6715-7711

アクセス:京急蒲田駅より5分

ホームぺージ:http://hidamari-cafe.com/

Instagram:https://www.instagram.com/hidamari_mami/?hl=ja

Weaveeライター/間橋ともこ