「いただきます」が届く距離~Hamburger&Cafe BAYSIDE BASE~

お客様の笑顔がやりがい
京急本線「金沢文庫駅」にある本格ハンバーガーの店をご存じですか?
駅の西口を出て4分ほど歩くと、カラフルでアメリカンな雰囲気のBAYSIDE BASEに到着です。

店名は、海に近い横浜をイメージした「BAYSIDE(ベイサイド)」と、アメリカの海軍基地がある横須賀をイメージした「BASE(ベイス)」からつけた名前だそうです。横浜と横須賀をつなぐ場所である金沢文庫らしいイイ名前!

2018年3月にオープンしたこの店を営むのは石田さん兄弟。弟の慎二さんは、みなとみらいの有名ホテルでフレンチシェフをしていた経歴の持ち主。
金沢文庫で開店した理由を聞いてみると、キッチンにいるとお客さんとの距離を感じてしまい、「もっとお客さんの近くにいたくなった」とのこと。
お気に入りのカウンターキッチンから、自分が作ったものを食べている様子が見られること、お客さんとの距離が近いことが日々の喜びであり、やりがいだと話します。

コロナ禍の子どもたちの楽しみになればと、2020年に近所の学童にハンバーガーの配達をしました。その人気はすさまじく、現在も夏休みの特別企画として続けているそうです。
「この日はハンバーガーだから学童に行きたい!」という子どもたちの声に、思わず笑みがこぼれる石田さんです。
絶対見つかるあなたの好み
BAYSIDE BASEのメニューを見ると、品数の多さに圧倒されます。ハンバーガーが23種類に、トッピングが14種類。組み合わせ次第で、自分好みのハンバーガーが作れそうです。
学割バーガーは、プレーンバーガーが通常より190円安くなるので、その分トッピングで楽しめるかも。※要・学生証の提示
他にシニアバーガーもあるので、家族みんなでお得感!

初訪問の私がおススメを聞くと、「出して恥ずかしいものは一つもありません。好きなものを注文してください」と、全メニューに太鼓判。
それもそのはず、食材はすべて自分の目で確認して、納得できるものをそろえているそうです。
悩んだあげくに注文したのは、格子状のチーズが美しい「チーズ&チーズバーガー」。
チェダーチーズとモツァレラチーズを網目状にすることで、より濃厚な味わいに。手の込んだ仕込みに感謝、感服です!
メインのお肉はひき肉でも、あらびき肉でもない。おはじきほどの肉の集合体でできているビーフパティ。焼き方はミディアムで、ステーキのようです。
※ご相談によりウェルダン(よく焼き)も対応可能です。

注文した「アップルジンジャー(ホット)」は、手作りドリンクのひとつ。生姜(しょうが)が入っているので、体の中からあたたまる一品です。
アップルパイを食べているような味わいで、生姜が少し苦手な私でも飲みやすい一杯でした。時間と共に、乾燥生姜が溶けだして味が変化する楽しさも。

子供向けのサービスも充実しています。
小学生以下が注文できるキッズバーガー(税込740円)は大人用のハンバーガーとは違い、ひき肉で作るビーフパティ。お子さんが食べやすいようにという優しさがつまった一品です。
おなかも心もいっぱいに
店内では調理場から一番遠くの席に座っていた私ですが、「いただきます」と言うと「これですよ!これが嬉しくて」と調理場から声が聞こえたのがとても印象的でした。今日も石田さん兄弟は「いただきます」が届く距離でお客さんを見守りながらおいしいハンバーガーを提供しています。
みなさんもBAYSIDE BASEのハンバーガーで、おなかも心も満たしてみてはいかがでしょうか?
Hamburger&Cafe BAYSIDE BASE
■住所:〒236-0042 神奈川県横浜市金沢区釜利谷東2-16-16-3102
■電話番号:045-349-9495
■営業時間:
月水木金11:00~15:00/17:00~21:00
土日祝11:00~21:00
※ハンバーガーが売り切れ次第閉店
■定休日:毎週火曜日
■アクセス:京急本線「金沢文庫駅」徒歩4分
■WEBサイトURL:Hamburger&Cafe BAYSIDE BASE【公式】
■スポット情報:https://newcal.jp/spot/KNA000015
Weavee地域ライター/松井 美智子