【金沢文庫】静けさをたのしむ、大人の隠れ家カフェ「友&愛」
2026.04.20
かなざわ

【金沢文庫】静けさをたのしむ、大人の隠れ家カフェ「友&愛」

七里直子

ライター

七里直子

  • #カフェ

【金沢文庫】静けさをたのしむ、
大人の隠れ家カフェ「友&愛」

金沢文庫駅を下りて歩いていると、どこかほっとする空気を感じる通りがあります。地域の人たちに長く愛されてきた、すずらん通り商店街です。その一角にあるのが老舗の小田薬局。地元では小田和正さんの実家としても知られています。

今回ご紹介するのは、小田薬局2階にある紅茶専門店「友&愛(You&I)」。ここは、ただお茶を楽しむだけの場所ではなく、店主の生き方や街への想いが、そっと息づく空間です。
通りからは目立たないこともあり、知る人ぞ知る隠れ家のような存在。初めて訪れる人は少しだけ勇気がいるかもしれません。

カフェ「友&愛」に
込められた思い

今回はカフェ「友&愛」で、アップルティーと「ODAプレート」を注文。プレートのデザートは日替わりだそうです。チャイのゼリー、チョコレートケーキ、香ばしいカラメルが魅力のシブースト。香り高い紅茶と繊細な味わいのデザートを食べながら、穏やかな時間が流れているのを感じます。

この店には、少し特徴的なルールがあります。
滞在は90分まで、12歳未満は入店不可、店内の写真撮影は禁止。店内での通話は禁止で、電話を使うときには屋外で、など。静かな時間と空気を守るために設けられたルールは、この場所を大切に思うからこそのものです。

月に一度、映画の上映も行われています。
「薬で体を、映画で心をととのえる」。
患者さんが、かくあるべしと「思い」や「行い」を見直すきっかけになればという願いが込められています。

薬剤師として、地域とともに

店主の小田兵馬さんは、薬種商と看護師の両親のもとに生まれました。中学生のころは野球部に所属し、「次を考えて行動すること」(キャッチボールで右肩へ送球などコミュニケーションの真髄)を自然と身につけていったそうです。

成長して薬剤師となった小田さんは、薬事法の改正にも関わるなど、制度の面から医療を支えてきました。

現在は小田薬局で調剤にあたりながら、金沢文庫すずらん通り商店会の会長も務めています。

小田さんが会長に就任した際につくられたのが、「すずらん通り商店街活動七原則」。
平等や公正、敬意ある話し合い、人の役に立つよろこびなど、そこに書かれている言葉は、小田さんがこれまで大切にしてきた生き様そのものの様です。

人柄がにじむ場所へ

取材を通して心に残ったのは、小田兵馬さんご自身の人柄でした。多くを語らずとも、店内に流れる静けさが、その人となりを物語っています。

ふだんは一階の薬局で調剤をされているため、ゆっくりお話を聞くのは難しいかもしれません。それでも、地域と人を大切に思う気持ちは、「友&愛」の空気から自然と伝わってきます。

金沢文庫を訪れたら、そっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

取材日 2026/01/25

※本記事に掲載されている情報は取材当時のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

スポット情報

小田薬局・友&愛(You&I)

■住所 〒236-0016 横浜市金沢区谷津町378
■電話番号 045-782-5678
■営業時間 09:00-19:00
■定休日 日曜日・祝日
■アクセス 京急本線「金沢文庫駅」徒歩6分
■ホームページ https://bunko-suzuran.com/shop/02511-oda-yakkyoku/

■スポット情報:https://newcal.jp/spot/KNA000020

この記事を書いた人

七里直子

ライター

七里直子

栃木県出身。東京と沖縄を経て現在は横浜市在住。学生時代は農学部で森を学びました。森や生き物の魅力をわかりやすくお届けします。

クラフトビールや美味しい料理、お菓子も大好き。京急沿線の素敵なお店や、日常が少し楽しくなる情報をご紹介していきます。

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