八丁畷で“また来たくなる焼き肉の時間”を。職人が仕立てる「牛の城」

袋状にカットした上質なタンの中に特製ダレで味付けしたネギがたっぷり

京急線・八丁畷駅から徒歩1分。

駅前の静かなとおりにたたずむ「牛の城」は、A5黒毛和牛や手で切ったタンなど、職人の技が光る本格焼き肉をリーズナブルに楽しめる地域密着型のお店です。

落ち着いた雰囲気で、カップル・家族連れ・地元の常連さんにも愛される“八丁畷の隠れた名店”。

手で切る“生”上タン塩  牛の城の看板メニュー

一切冷凍せず生のまま丁重に管理。手切りで提供している上タン塩

「絶対に食べてほしい」と店主が胸を張るのがこだわりの 手で切った"生"上タン塩。

「牛の城」ではタンを 一切冷凍せず、生のままチルド管理。

これは「生きた状態で味わってほしい」という店主の思いによるものです。

大規模店では機械でカットすることが多いタンですが、「牛の城」では一本ずつ職人が手切りしています。

「タン元」「タン中」「タン先」「タン下」など、部位ごとに最適な厚みと切り方を変え、さらに部位に合わせて味付けも細かく調整しています。

冷凍肉には出せない、みずみずしいうまみとサクッとほどける食感はまさに“生”。

さらに数量限定で提供される「とろける特上タン」は、常連からもリピートの声が多い人気メニュー。

焼き肉が好きな方にぜひ味わってほしい一皿です。

テーブルいっぱいに並ぶこだわりの厳選メニュー

そのほかにも、

・熱したごま油に新鮮なレバーをくぐらせる「レバしゃぶ」

・自家製酢みそと春菊が絶妙に合う「ハチノスの酢みそ和え」

・サクサク食感がクセになる「山芋キムチ」

など、“肉以外の名物”も多く、初訪問でも自然とテーブルが豊かになるラインアップになっています。

地域で愛される理由は落ち着いて楽しめる“普段使いの焼き肉店”

牛の城内観

「牛の城」を一言で表すと、「落ち着いて良い肉を楽しめる、街に寄り添う焼き肉店」。

店内はテーブル4卓、座敷3卓、カウンター4席の全34席。

ゆったり座れるつくりで、子ども連れでも安心。

昼間はファミリー層、夜はビジネスパーソンに人気。

20〜30代のカップルが多く、幅広い世代に支持されていることが伝わってきます。

金・土曜18:30以降は満席になることが多く、予約がおすすめ。

八丁畷駅から徒歩1分の好立地

平日には波はあるものの、常連さんが多く、地元の方に根付いている印象です。

オーナーの金城さんは、もともと焼き肉や串焼きを扱う店で経験を積み、地元・川崎で店を構えることを選びました。

以前の店舗は突然の立ち退きが決まり、移転先が決まってからお客様に伝わるまで一年以上かかったという苦労話も。

「それでも、今の場所でまたお客様が戻ってきてくれたことが嬉しい」と語ります。

“笑って帰ってほしい”というまっすぐな思い

オーナー金城さん

金城さんは「焼き肉は、人を笑顔にする料理」だと話します。
子どもの頃、家族で食べた焼き肉の記憶が今も鮮明に残っていること。
お店の香り、肉が焼ける音、家族の笑い声。
その時間が、どんな高級料理より大切な思い出になったこと。

「家族や仲間が自然と笑顔になれる場所を、この街につくりたい」

その思いこそが「タレ」に手間をかける理由でもあり、肉の丁寧な管理や接客の細部にまで宿っています。

店を出るお客様を入口まで見送るのもその一つ。
「行動も含めて人に喜んでもらいたい」という気持ちが、スタッフ全員に共有されているそうです。

今後の展開について伺うと「店舗を増やしたい気持ちはあるけれど、まずは今の店をもっと良くしていきたい」と控えめに笑う金城さん。

季節ごとの限定メニューや、オリジナル料理も随時登場するそうで、通いたくなる気持ちがさらに強まりました。

八丁畷で味わう、“また来たくなる焼き肉時間”

丁寧な仕事と店主のまっすぐな思いが、お皿の一枚一枚から伝わってくる「牛の城」。

八丁畷で、“また来たくなる焼き肉時間”を味わえるお店です。

京急沿線で美味しい焼き肉を探している方は、ぜひ一度訪れてみてください。

 焼肉 牛の城

■住所:210-0022 神奈川県川崎市川崎区池田1丁6−5
■電話番号: 044-589-4629
■営業時間: 17:30~22:30
■定休日:不定休(水曜休みあり)
■アクセス:京急本線「八丁畷駅」徒歩1分
■InstagramアカウントURL:https://www.instagram.com/yakiniku.ushinoshiro/

■スポット情報:https://newcal.jp/spot/KWA000017

Weavee地域ライター/いとうきき