【久里浜】ジューシー&香ばしい!名物「コマ揚げ」は老舗「若鶏だるま」で
2026.04.09
三浦

【久里浜】ジューシー&香ばしい!名物「コマ揚げ」は老舗「若鶏だるま」で

榎本あさみ

ライター

榎本あさみ

  • #グルメ

常連さんの多くが着席したら
「とりあえず生中、コマ揚げ!」

 京急久里浜駅前から徒歩2分の「若鶏だるま」は、創業57年の老舗鶏料理店です。

「若鶏コマ揚げ」(1,500円)と串焼き(鶏ねぎ200円、皮200円、5種盛り合わせ980円など)が看板メニュー。

コマ揚げは若鶏の骨付き肉を揚げたもの。久里浜では提供している店が少なく、これを目当てにくるお客さんも多い名物メニューです。鷄を1羽単位で仕入れて、注文を受けてからぶつ切りにして豪快に揚げるので、提供にはちょっと時間がかかります。

カラッと揚がったうま塩味。素揚げに近い薄衣がサクっと香ばしく、ガブっとかじれば骨付きのジューシーな脂とお肉が感じられます。

ほかにも、焼き鶏・やきとん・野菜串(200円~)など、種類豊富な串焼きも人気です。毎日丁寧に仕込み、炭火で焼き上げることで、香ばしさと旨味を最大限に引き出しています。 

ひとりカウンター呑みも歓迎
店主との会話も名物

現オーナーの森田宏平さんは、2019年にこのお店を引き継いだそうです。偶然、だるまと道路を挟んだ正面の飲食店で働いていたときに、だるまのオーナーだった名物女将がお店をたたむことを不動産屋さん経由で知りました。

「とても常連さんを大切にしていて、4、50年通っているお客さんもいるお店だったんです。料理のレシピや仕入れ先をそっくり受け継ぎ、味を変えないことが条件でした」と当時を振り返る森田さん。偶然が重なり、お店を引き継いで営業することになりました。

人情味を感じる白い暖簾の外観や、歴史を感じる飴色のカウンターなどお店の作りもそのままに。

コマ揚げや串焼きなど、かつての人気料理も提供して常連さんのニーズを満たしながら、食材にあわせた新メニューにもチャレンジして老舗店を盛りあげています。

老舗の味を守りながらも、進化させる

だるまで修行していなかった森田さんは、お店の味を引き継ぐのにも一苦労。以前のオーナーが感覚で実現できていたメニューも、研究しながら味を再現しています。

老舗の焼き鳥屋さんで見かける「秘伝のタレ」もその一つ。元々のベースのタレから、調理の過程で溶け込んだ食材の味と継ぎ足したタレの味が交わって、そのお店の味になるという話は良く聞きます。でも、焼き場で串の世話をする森田さんは

「そうは言ってもタレを継ぎ足していけば、継ぎ足したタレの味に寄ってしまうんですけれどね。だとしても、調理の際の脂や香りがタレに溶け込んで、やっぱり美味しくさせているんですよ」

ちょっぴりシニカルでひねりの効いた森田さんの話術に引き込まれてしまいます。

伝統の味と軽妙なトークが楽しい老舗の串焼き屋さんでした。

取材日:2025/2/7 

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

約60年継ぎ足しのタレは変わらないレシピ 近隣のお店がたれの研究をしにきたことも
人気メニューのぎんなんが仕込まれていました。
急な階段を上った2階は座敷席に。大人数のお客さまも大丈夫
昔ながらの看板は、今は逆に新しいですね。
スポット情報

若鶏だるま

■住所:
〒239-0831 神奈川県横須賀市久里浜4−13−15
■電話番号:046-835-9991
■営業時間などの情報:17:00~22:00
■定休日:第2・4月曜日
■アクセス:
京浜急行線「京急久里浜駅」より徒歩2分
■URL:https://daruma-yoyaku.com/

この記事を書いた人

榎本あさみ

ライター

榎本あさみ

フリーライター。湘南在住。健康スポーツ業界、フィットネス専門誌編集部を経て独立。旅行先、出張先でスーパーに行って見廻りたい。衣食住全般・ピラティスが好き。

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