【横須賀】創業50年「上海亭 安浦本店」タレなしで旨い!白菜入り焼餃子の秘密
2026.04.01
三浦

【横須賀】創業50年「上海亭 安浦本店」タレなしで旨い!白菜入り焼餃子の秘密

奥野大児

ライター

奥野大児

横須賀・県立大学駅近くで創業50年を迎える「上海亭 安浦本店」。

看板メニューの“タレいらずの餃子”は、白菜の自然な甘みと自家製皮のもちもち食感が自慢。 湘南しらす水餃子や自家製味噌ラーメンなど、伝統の技と新しい発想が息づく老舗中華です。

人気メニューの焼餃子・水餃子は
タレなしでどうぞ

タレのいらない餃子を提供している県立大学駅近くの「上海亭 安浦本店」。

焼餃子では、独自にブレンドした小麦粉で作るモチモチの皮を使い、茹でた際の食感が大切な水餃子には専用の薄い皮が使われ、違いを生み出しています。

自慢の「焼餃子」(650円・6個)と、「湘南しらす水餃子」(650円・5個)を頂きました。

きつね色の焦げ目が麗しい焼餃子は大粒。

「種に味が付いているからタレを付けないで召し上がってくださいね」

と教えてくれたのは、創業者の長男で、今はお母様とお店を切り盛りする陳 寛明(ちん かんみん)さん。

そのままパクッと行ってみると、確かにご飯やビールが欲しくなってしまう味わいでした。

キャベツでなく白菜を使っているのもポイントでほんのりと甘味もあり、餃子を食べる手が止まりません。

美白の水餃子はニンニクを使わず、香りが気になる人も大丈夫。白菜を使ったり、餃子本体に味を付けたりするのは陳さんの家庭の味だそうで、本格の餃子を気軽に味わえます。

※「湘南しらす水餃子」は5個入りで650円。

ロードサイド店の安浦本店では
製麺や味噌作りも

商店街にある横須賀中央店とは異なり、安浦本店はお店の隣に駐車場も備えるロードサイド店。自家製麺の麺作りや、味噌ラーメンや回鍋肉(ホイコーロー)に使う味噌作りも安浦本店で行なっています。


店舗ができたのは横須賀中央店の方が早かったのですが、オープンしてほどなくバックエンドの機能が備わっているこちらを本店に変えたそうです。

今はコンパクトな製麺機が多いのですが、幅の広さや厚みが必要な麺作りをする際には、昔ながらの製麺機が良いのだそう。

「これをメンテナンスできる職人さんも限られています。大切につかっていますよ」

と陳さんが語る、お店の心臓部です。

お店の窓ガラスやスタッフTシャツには孫悟空のイラストが。近所のちびっ子には雲にのったお猿さんの絵があるお店として覚えられているのだそう。

店舗経営以外の活動も積極的な理由

陳さんは、日頃は鍋を振りながらお子さんが通う学校のPTAで役員をしたり、地域のイベントの実行委員なども精力的にこなします。

「ある商店街に視察にいった際、そこのリーダーが人気カフェを経営している人だったんです。自らが精力的に動いて、人が集っている場を作り出している姿を見て、リアルな人のつながりが盛り上がりを生む近道なのではないかと思いました」

と、地道な交流の継続が好循環を生み出す大切なポイントであることを教えてくれました。

横浜横須賀道路の衣笠IC近くには餃子の自販機も置いているそうです。

「高速道路で移動する人にもお買い求め頂きたいのはもちろん、その近辺で『上海亭』という名前を知ってもらえるチャンスになるのも大きいと思っています」

アイデアとそれを実現する行動力も次々に沸いてきます。

老舗の中華料理屋の座に安心せず、常に動き、次を見据える視点が、上海亭がいつまでも人気店であり続ける秘訣なのかもしれません。

取材日 2025/10/1

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

入店すると目に飛び込んでくる大きなメニューの看板。何をたべようか、迷ってしまいます。
横浜発祥のご当地ラーメン「サンマーメン」(900円)。具だくさん・ボリュームタップリでこの値段は信じられない、と唸る味。
餡かけの大きな野菜がたっぷり入る五目焼きそば(900円)。自家製麺の両面を焼くことで、外はパリパリ、中はしっとり。
スポット情報

上海亭 安浦本店
■住所:神奈川県横須賀市安浦町2-13
■電話番号:046-822-0205
■営業時間:11:00〜20:00 
■定休日:火曜日
■アクセス:京浜急行「県立大学駅」から5分
URL https://www.shanghai-tei.com/

この記事を書いた人

奥野大児

ライター

奥野大児

1971年生まれ。大学卒業後20年ほどシステムエンジニアで会社勤めをした後にフリーライターとして独立。グルメ・IT・旅などのジャンルで、お出かけレポートからインタビュー、調査記事までいろいろ書きます。

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