【横須賀】創業105年「和心 天まる」で味わう最高の鰻とかき揚げ重ランチ
2026.04.09
三浦

【横須賀】創業105年「和心 天まる」で味わう最高の鰻とかき揚げ重ランチ

奥野大児

ライター

奥野大児

  • #グルメ

創業105年を超える「四代目埼玉家 和心 天まる」は、京急の県立大学駅と堀ノ内駅のほぼ中間にあります。

和食の道35年の店主・大野賢一さんによる和食・天ぷらの店です。

匠の技が光る「うなぎandかき揚げ」(2,400円)と、ボリューム満点のランチ「そば又はうどんセット(カツ丼)」(1,300円)は、足繁く通う常連さんのお気に入り。丁寧な仕込みから生まれるその味に、大野さんの想いを感じました。

「うなぎandかき揚げ」(2,400円)
と「そば又はうどんセット
(カツ丼)」(1,300円)に舌鼓

横須賀市の中心部から馬堀海岸に向かう途中、三春町の住宅街に佇む「四代目埼玉屋 和心 天まる」。創業100年を超えながらもカジュアルにおいしい天ぷらが味わえるお店です。

重箱のご飯の上に乗った鰻の蒲焼きと天ぷらがお客さんを出迎えてくれる「うなぎandかき揚げ」。

鰻は、素材のコストを極力抑えながらも、大野さんが持つ技能をフル稼働させた蒲焼きです。

30分以上蒸し続けたうえ、鰻を炭化させない「水かけ」を行って焼きを均等にすることで、ふっくら上品な味わいを楽しめます。

一方、「天ぷら屋なのに13人連続で注文されたことがありましたよ」と大野さんが思わず笑ってしまうほど人気があるメニューがカツ丼で、そばのセットとしても高い指名率を誇ります。天ぷら屋を営むからこそ得意な油の管理については、

「油を残す量、新しく加える量には昔から教えられた定石があって、それを守ることで美味しいカツを揚げることができています。コシがある油を適切に使うからこそ、油ぎれの良い状態でカツを味わえるんです」と大野さん。

サクサクした歯触りで、そばと一緒に食べても胃もたれとは縁遠いカツ丼の秘訣を教えてくれました。

夜の食事は
「ぜひ予約を」

「できれば、夜の営業は完全予約制にしたいんです。1人ですべてやるお店なので、予約をいただくことでそれぞれのお客様に全力投球でご対応できると思っています」

修業の過程ですっぽん料理、ふぐ料理、しゃぶしゃぶなど、様々な和食を経験している大野さん。予約を頂いたお客様に対しては、メニューにない料理も提供する余裕ができ、そのスキルを最大限に発揮できるのだといいます。

「お越しの際に、召し上がりたいものをご相談頂ければ、そのときにベストな食材・料理でおもてなしいたしますよ」とのこと。

ベテランの職人による全力の和食を堪能するのであれば、ディナーを予約するのが最適解です。

同じ味を再現し続ける秘訣は、
培ってきた知識と技術

厨房の奥の棚に、一冊のファイルがありました。大野さんが修業時代に書き留めたレシピです。

大野さんはページをめくりながら語ります。

「料理は、過去に覚えた知識や、身体に染みついた技術があったうえでレシピを確認するから、同じ味が再現できるんです。レシピだけ真似しても、味は半分くらいしか再現できませんよ」

本来企業秘密なはずのレシピを、あっさり撮影させて頂けた理由がわかりました。大野さんには、揺るがない技術への自信があったのです。

最高の技術と素材で作られた和食を気軽に食べられることが、この店最高の贅沢なのかもしれません。

取材日 2025/9/2

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

カウンター席で揚げたての天ぷらを食べるのは庶民の憧れ。
 職人の命である包丁。下の包丁が35年間磨かれて、上の大きさに。
重箱からはみ出る大きなえび2本に、野菜の天ぷらが乗った「じゃんぼ海老天丼」(1,800円)も絶品。
スポット情報

四代目埼玉屋 和心 天まる

▪️住所:神奈川県横須賀市三春町1-21
▪️電話番号:046- 822-3140
▪️営業時間などの情報:11:00~14:00 17:00~22:00(L.O.21:30) 
▪️定休日:水曜日、第3火曜日
▪️アクセス:京浜急行「県立大学駅」より徒歩8分
▪️URL:https://www.wagokorotenmaru.com/

この記事を書いた人

奥野大児

ライター

奥野大児

1971年生まれ。大学卒業後20年ほどシステムエンジニアで会社勤めをした後にフリーライターとして独立。グルメ・IT・旅などのジャンルで、お出かけレポートからインタビュー、調査記事までいろいろ書きます。

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