【横須賀】外はカリッ、中はとろける最高の食感。絶品「究極の厚揚げ」池嶋とうふ店
2026.04.12
三浦

【横須賀】外はカリッ、中はとろける最高の食感。絶品「究極の厚揚げ」池嶋とうふ店

しゅんどう

ライター

しゅんどう

池嶋とうふ店・池嶋緑さんは、赤い装いと発信力で、豆腐屋を舞台に挑戦を続けています。

名物は揚げたてが命の「究極の厚揚げ」。遠方からもこの厚揚げを求めてお客さんが訪れるほどの人気商品なのです。

揚げたては口の中でとろける
「究極の厚揚げ」(270円)

衣笠にある赤いのれんが目印の「池嶋とうふ店」。こちらの看板商品「究極の厚揚げ」(270円)を特別に揚げたてをいただきました。

口の中で頬張ると、外はカリッと、中はジュワッと蕩けます。こんな厚揚げ、食べたことありません。

池嶋とうふ店の池嶋緑さんは「ふふ、そうでしょう?」と究極の理由を話してくれました。

「木綿ではなく、絹とうふを使っているんです。水分が多いから数時間圧して水分を抜く。この手間が肝心です。そうすることで、外はカリカリに揚げているんだけど、中は柔らかい。でもね、問題があってね。一番美味しいのが揚げたてなの。だから、賞味期限が10秒って言っているんです(笑)」

今では、揚げたてを求めて、東京都や千葉県からもお客さんがくるそうです。

白じゃない。
“赤い豆腐屋”は会話の糸口に

池嶋とうふ店はJR衣笠駅から徒歩10分。赤い垂れ幕が目印です。緑さんのエプロン、帽子も赤色で統一されています。

「豆腐屋といえばみんな白でしょう? お店を目立たせたいと思って赤にしました。お客さんから『豆腐屋なのに赤なんですね』と話しかけてくれるきっかけにもなるし」と緑さん。

実は、ほかにも池嶋とうふ店には、衣笠の商店街で生き抜くために考えた戦略が随所に張り巡らされています。

商店街の衰退が緑さんの活力に。
やりたいことを叶えたお店

緑さんが、豆腐店をご家族で営む池嶋勝貴さんに嫁いできたのは18年前。当時は活気のある商店街でした。

「店の向かいは食品・雑貨屋さん、隣は本屋さん、ほかにもたくさんお店があったんです。それが結婚して2年のうちにどんどん減っていく。危機感を覚えましたね。そこでできることをやろうとFacebookやブログを開設して発信をはじめました。お金はかけたくないけど、発信するだけなら無料でしょ? 当時はSNSを活用しているお店はなかったですね」

緑さんはSNSでの情報発信からはじまり、キッチンカーによる移動販売、新商品の開発など積極的にこなしていきました。

「ずっと自分のアイデアを活かす仕事がやりたかったんです。これまでもいろんな職場でアイデアが次々と湧いたけど、バイトではやらせてもらえないじゃないですか。でも、ここは旦那とご両親が丁寧においしい豆腐を作り続けてくれたおかげで堅い土台がある。商店街が寂れていくほどに、自分なりのアイデアで遠くからもお客さんが来てくれるようになったり、店頭でマルシェをひらいたり。とてもやりがいを感じています」

アイデアにあふれた緑さんにとって、池嶋とうふ店はすべての条件が揃った絶好の舞台だったのです。

取材日 2025/9/4

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

人気の「豆乳シフォンケーキ」(370円)。しっとりしてふわふわ!
「きぬ豆腐」(240円)、「もめん豆腐」(240円)、「ざる豆腐」(700円)など定番メニューも人気。
「油揚げ」(240円・2枚入り)、「がんもどき」(210円)。日々の食卓で活躍する食材もこだわりの品。
「豆乳プリン」(300円)、「フルーツ杏仁豆腐」(300円)といったスイーツもあります。
スポット情報

池嶋とうふ店

■住所:神奈川県横須賀市平作1-12-2
■電話番号:046-852-7606
■営業時間などの情報:10:00~19:00
■定休日:日曜日
■アクセス:JR「衣笠駅」から約10分
■URL:https://www.instagram.com/ikejimatoufu/

この記事を書いた人

しゅんどう

ライター

しゅんどう

三浦半島在住。「カピバラ写真展」をよこすかポートマーケット、ソレイユの丘などで開催し、自身はカピバラ紙粘土の造形、カピバラ絵本制作を行っている。

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