スプーンを入れると、薄く繊細な卵がふわりと崩れ、とろりとした中身があらわれます。香ばしいチキンライスの湯気と赤ワイン香るソースが溶け合い、一口ごとにやさしい満足感が広がります。そんな魅力あふれる一皿が人気のカフェレストラン。
北久里浜駅から徒歩6分の「café & food chez tasaka(シェタサカ)」の「オムライスのランチセット(スープ・ドリンク付き/1,500円税込)」は、いつものランチタイムを特別にしてくれる看板メニューです。


夫婦二人で営む、地域に愛される店
店主は横須賀出身の田坂豊彦シェフ。ホテルニューオータニ幕張のメインダイニングで6年半、フレンチとイタリアンの技術を磨き、2000年から横須賀中央でフレンチを中心とした「Chez田坂」をご両親と奥さまの久美さん4人で営んできました。
2025年3月、ご両親の引退を機に北久里浜へ移転し、日常に寄り添うカフェレストランとして再スタートしました。

圧倒的な美味しさ!
特別なオムライスの背景
オムライスは、移転前からの看板メニューで、今もこの一皿を目当てに常連客が絶えません。
表層は薄く繊細で、スプーンを入れると黄金色の卵がとろり。バターと卵の甘い香りが広がる、ふわふわの食感は、フレンチで培った火加減と手際が生む職人技です。

ポイントは、チキンライスの仕込み。鶏肉・玉ねぎ・マッシュルームを別々にしっかりソテーすること。火の通し加減、塩味なども個別に調整するだけでなく、この一手間が素材ごとの旨みを香ばしく引き出すと言います。


最後に、もちっとしない工夫で、バターとローリエで炊きあげたライスを、具材と合わせてケチャップで炒め、香ばしく仕上げます。米のプリッとした食感と具材や鶏肉のごろっと食感が、卵のなめらかさと絶妙に調和しています。


「素材そのものの旨味や風味を引き出すため」と田坂さんは頻繁に口にします。修行時代に培った「プロの技法」に裏付けられた工程。そのこだわりが伝わってきます。
ソースが引き立てる深い味わい
仕上げにかけるのは、フォンドボーと赤ワインをベースに玉ねぎやマッシュルームのコクを重ねた自家製ソース。さらりとしていながら深い旨みと酸味が絶妙で、オムライスの味を引き立て、口に運ぶ手が止まりません。


この日のスープは、じゃがいもとごぼうのビシソワーズ。炒めたネギの香ばしい風味と自家製ブイヨンの旨みが広がります。ドリンクはコロンビア産の中煎りコーヒーなどから選べます。
「また食べたい」と思わせる理由
田坂さんは「食後に心豊かになってほしい」という父の想いを受け継ぎ、素材の味を大切にしています。卵のやわらかさ、ライスの香ばしさ、ソースの深みが溶け合う一皿は、一度食べたらきっとまた訪れたくなります。

取材日 2025/08/13
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。





カジュアルなカフェ利用や、ドリンクやスイーツのテイクアウト利用も人気です。
スポット情報
café&food chez tasaka(シェタサカ)
■住所:神奈川県横須賀市根岸町3丁目14-16
■定休日:月曜日 (インスタ確認・月一回日曜休み)
■営業時間:水木日 11:00 - 16:00 火金土 11:00 - 20:00
■アクセス:北久里浜駅から徒歩 約6分
■URL:https://www.chez-tasaka.com/
■Instagram:https://www.instagram.com/cheztasaka/?hl=ja