【北久里浜】秘伝ダレ×厳選豚の旨みが溶け合う、至福の生姜焼き定食|とんてつ
2026.04.01
三浦

【北久里浜】秘伝ダレ×厳選豚の旨みが溶け合う、至福の生姜焼き定食|とんてつ

YASU

ライター

YASU

  • #グルメ

香ばしい焼き目に、肉厚で驚くほどやわらかくジューシーな「生姜焼き定食(1,180円税込)」。


湯気とともに立ちのぼる生姜の香りに、思わず食欲がそそられます。手間ひまを惜しまない丁寧な火入れで、旨みを閉じ込めたロース肉。甘辛い特製ダレと絡み合うその味わいに、「ここでしか食べられない」と評判の一品です。

良質な豚肉を熟知する老舗の技

1994年創業の「とんてつ」は、特製鉄鍋で揚げるとんかつが人気の老舗。京急「北久里浜駅」から徒歩15分、住宅街の一角にある昭和の温かみを残すお店です。


店主・髙橋幸治さんは、飲食企業で多店舗の指導を行っていたイタリアンシェフの父・吉五郎さんと共に創業。二代目として、地元に愛される味を守り続けています。

看板メニューにも使う銘柄豚「認定山形豚」をはじめ、厳選した豚肉を使用。とんかつで培った“豚肉を見極める目”と“火入れの技”を生かした生姜焼きは、厚みがあるのに驚くほどやわらか。噛むほどに肉の旨みと、生姜の風味が広がります。

熟練の手仕事が生む。
“おいしく食べてもらうため”

「とんてつ」の生姜焼きのポイントは、漬け込まずに肉をじっくりローストし、食材の特性を最大限に引き出していること。

鉄フライパンに油を引き、赤ワインで豚の臭みを取り除きながら、肉の締まり具合に合わせて火加減を微調整します。仕上げに特製ダレを一気に絡めることで、香ばしさと深みが際立ちます。

サラダ油・赤ワイン・特製ダレを3本のボトルで使い分けるのも職人の技。火の状態を見極めながら加えることで、外は香ばしく中はジューシーに焼き上ています。
「季節で豚の水分量も変わるので、焼き方を微妙に調整してます。ブロック肉を手にすれば締まり具合が分かるんです。」と幸治さん。 言葉一つ一つに経験と職人技を感じます。

生姜が香る、秘伝の特製ダレ

味の決め手は、先代から受け継ぐレシピノートに記された“秘伝のタレ”。
生姜・玉ねぎ・にんにく・はちみつなどをベースに、ごま油を隠し味に加えた甘辛ダレは、仕込みの約2割を生姜が占めるほど。すりおろし生姜の風味がしっかり効いた、奥深い味わいです。焦がさず、焼き上がりにさっと絡めることで、香りと風味を最大限に引き出します。

定食に込めた“ごはんの幸せ”

ふわふわの千切りキャベツ、マカロニサラダ、自家製の大根の漬けもの。ビーフコンソメで漬け込んだ大根は、ほんのりピリ辛で深みのある味わいが印象的です。

味噌汁は横浜「日本味噌」の豆味噌を使った赤だしで、しじみとワカメの旨みが広がります。
ご飯は、認定生産者が育てる「山形つや姫」。粘りと上品な甘みがあり、生姜焼きとの相性も抜群です。ご飯、肉、キャベツを交互に食べる幸せは、まさに格別。

父の味”を受け継いで

先代の味を再現するまで、幸治さんは何年も試行錯誤を重ねたといいます。
「お父さんの味だね」と常連客に言われた瞬間、ようやく本当の意味で店を継げたと感じたそうです。今では、かつての常連の子どもたちが家族を連れて訪れることも。


“思い出の味をつなぐ店”として、今日も鉄鍋やフライパンの奏でる音と香ばしい香りが、店内に広がります。

取材日 2025/10/14

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

創業時から使い続ける特注の“鉄鍋”。熱伝導率が高く、外はカリッと、中はふっくらジューシーに仕上がる、「とんてつ」ならではの極上のとんかつが提供されています
看板メニューの「特選大ヒレカツ定食(2,300円税込)」は、山形県の「認定山形豚」などの銘柄豚を使用。きめ細やかで柔らかい肉質の食感が絶品と評判
野菜や豚・牛肉を2日間煮込むなど、独特の黒色と深いコクを引き出した「ロースカツの特製黒カレー(1,500円税込)」。ボリューミーでも軽やかな口当たりです
店内は、テーブル席とお座敷に加え、カウンター席もあり、おひとり様でも家族でもゆったり過ごせる雰囲気です
スポット情報

とんてつ


■住所:神奈川県横須賀市根岸町4丁目16−8
■電話番号:046-837-3656
■定休日:月曜
■営業時間:11:00-15:00(L.O 14:45) 17:00-21:00(L.O 20:30)
■アクセス:京浜急行線「北久里浜駅」から徒歩15分

この記事を書いた人

YASU

ライター

YASU

企業で商品の企画を中心にデザイン、建築に従事してきたものづくり好き。 フリーライター、デザイナーとして体験価値を大切に業務を手がけています。 食べ歩き・猫・三浦半島の環境の満喫が日々の目標。

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