【黄金町】春のお散歩で立ち寄りたい老舗あんみつ屋「銚子屋」
2026.04.14
横浜

【黄金町】春のお散歩で立ち寄りたい老舗あんみつ屋「銚子屋」

佐々木 亜莉

ライター

佐々木 亜莉

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  • #グルメ

黄金町駅から大岡川を渡り徒歩3分。通りを歩いているとあんみつののぼりが。店先で一息つく人の姿もみられ、暖かい春の日に立ち寄りたくなるにぎやかな雰囲気です。今回は、銚子屋 伊勢佐木町本店を紹介します。

商店街にある老舗あんみつ屋

店の前にはテーブルやベンチが。お散歩中に見つけたら思わず入りたくなります

銚子屋は、1935年創業の老舗あんみつ屋です。今回取材に協力してくださったのは、銚子屋の若菜美恵さん。銚子屋は若菜さんの祖父が寒天屋で修行を積んだ後、独立して開いたお店です。

明るく出迎えてくださった銚子屋の若菜さん

銚子屋が店を構えるのは「一六地蔵通り」と呼ばれる商店街。若菜さんは「地域に根ざしたアットホームな雰囲気の商店街です」と話します。

伊勢佐木町7丁目の一六地蔵通り。飲食店をはじめ、たくさんのお店が並びます

商店街の名前にもなっている一六地蔵は、子育て地蔵として知られています。周辺には保育園なども多く、子どもたちのお散歩コースにもなっているそう。取材中にも近所の方々が散歩している姿が見られ、温かい雰囲気の商店街だなと感じました。

一六地蔵にちなんだお地蔵さん煎餅。ご利益にあやかり、体の調子が悪いところから食べます

お店で購入した商品を、店舗前のテーブルで食べられるのも商店街の取り組みの一つ。立ち寄ったお客さんが一息つける場所にもなっています。商店街にも活気が生まれ、地域の方々の交流の場としての役割を感じられる、素敵な取り組みだなと思いました。

あんみつの材料は全て自社で製造

銚子屋のあんみつ。パッケージも華やか

看板商品について聞くと「やっぱりあんみつですね。うちは和菓子屋ではなく、あんみつ屋なんです」と若菜さん。団子やおはぎなども取り扱っていますが、やはり人気の中心はあんみつなのだそうです。

銚子屋のあんみつは、寒天やみつ、あんこや求肥まで、すべて自社で作っているのが特徴。あんみつの材料をここまで手がけている店は珍しいといいます。

寒天やみつ、求肥などは単品で購入できます

若菜さんは「あんこは“あんこ屋”として商売が成り立つくらい手間がかかるんです」と話します。寒天の製造方法も昔から変えていないそうで「寒天は食感が大事だと思うんです」と続けます。銚子屋の寒天は弾力があり、しっかりとした食べ応えが感じられるのが特徴です。

購入する人の多くは、自宅用のほか、ちょっとした手土産として買っていく方が多いといいます。「自分が食べているものを、他の方にも差し上げたい」という気持ちで選ばれることが多いそうです。商品は500円前後のものが多く、手に取りやすい価格帯なのも魅力です。

銚子屋の紙袋。もらって嬉しいレトロで可愛らしいデザイン

長くお店を続けるうえで大切にしていることを尋ねると、若菜さんは「自分の身内に安心して食べさせられるものを、同じようにお客様にも提供する。それだけですよね」と話します。

店を続けていると、子どもの頃に来ていたお客さんが、大人になって再び訪れてくれることもあるそうです。そうした再会も嬉しい瞬間だといいます。

お客さんが作った作品。レジンの模型(左)と包装紙で作った傘(右)

また、包装紙や紙袋は昔から変わらないデザインを使い続けており、こちらもお客さんから好評です。中には包装紙や紙袋を使って、ペン立てなどのオリジナルの作品を作ってくれる人もいるのだそうで、長く親しまれているお店であることを感じました。

看板商品のあんみつ、
みたらし団子を実食!

ダブル餡あんみつとみたらし団子。あんみつはつぶ餡とこし餡が楽しめます

今回は、看板商品のあんみつとみたらし団子をいただきました。あんみつはほどよく冷えていて、あんこやみつを混ぜてもすっきりした甘さです。取材日は暖かい日だったこともあり、寒天のつるんとした喉ごしが心地よく感じられました。

黒みつのイメージが強かったので、少しびっくり! お客さんからも好評だそうです

ちなみに、みつは黒みつ・赤みつ・ほうじ茶みつ・抹茶みつから選べます。私はほうじ茶みつを選びました。ほうじ茶のほろ苦さがあんこの甘さとよく合い、少し大人っぽいアクセントを添えてくれるあんみつになりました。

みたらし団子は甘さ控えめのタレが特徴。団子は一つ一つが大きく、もちもちとした食感で食べ応えがあります。若菜さんによると「こしょうをかけて食べてもおいしいです」とのこと。また違った味わいが楽しめそう! 

あんみつの他にもだんごやおはぎなどを取り扱っています。お花見によさそう!

最後に読者へのメッセージを尋ねると「あんみつは名前は知っていても、実際に食べたことがない方もいると思います。ぜひ専門店ならではのこだわりが詰まったあんみつを召し上がってください」とのこと。

また「一周回って新しいデザートとして楽しんでほしい」と若菜さん。手土産といえばケーキなどの洋菓子を思い浮かべる人も多いですが、あんみつを選ぶのも新鮮です。あんみつは昔ながらの甘味でありながら、今あらためて魅力を感じられるデザートなのかもしれません。

取材日 2026/03/05

※本記事に掲載されている情報は取材当時のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

スポット情報

銚子屋 伊勢佐木町本店

■住所:231-0045 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町7丁目150番地
■電話番号:045-261-5822
■営業時間:9:00〜17:30
■定休日:土・日・祝日(4月〜8月中旬は土曜日も営業)
■アクセス:京急本線「黄金町駅」徒歩3分
■WEBサイト:http://www.choshiya.co.jp/index.html

この記事を書いた人

佐々木 亜莉

ライター

佐々木 亜莉

横浜在住、複数メディアで活動しているママライターです。

川崎駅・横浜駅を中心に、ファミリーで楽しめるスポットを紹介しています。

休日は家族で公園巡りやキャンプを楽しんでいます!

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