【三崎】cafegallery3sun菊地さんの、ごろっと本格アメリカン・マフィン
2026.04.12
三浦

【三崎】cafegallery3sun菊地さんの、ごろっと本格アメリカン・マフィン

小林有希

ライター

小林有希

  • #カフェ

可愛らしい外観が気になる「cafegallery3sun」。思い切って扉を開けてみると視界に飛び込んできたのは、所狭しと並んだ店主の菊地美紀さんのコレクションたちでした。

入り口すぐのカウンターを見ると、ショーケース内にはボリューミーなアメリカン・マフィンたちがずらり! なんとも美味しそうな出で立ちに、ついお腹の虫が鳴ってしまいます。

アメリカのママがつくってくれた
思い出のマフィン

横須賀出身という菊地さん。お手製のマフィンには子どもの頃に招待されたハロウィン・パーティの思い出が詰まっているようです。

「お隣さんがアメリカ人のファミリーで、子ども同士でよく遊んでいました。初めて参加したハロウィンパーティーは“なんじゃこりゃ?!”の連続でしたね。楽しげなデコレーションに、テーブルの上に並んだごちそう…そしてケーキみたいな豪華なマフィン!」

その当時の記憶を頼りにしてできたのが、カップから豪快に生地があふれ出る、きのこ型のアメリカン・マフィンです。今回は大人気の「モンブランマフィン」をいただきました。

お店で食べるときは少し温めて、半分にカットした状態で提供されます。断面に現れたのは、“企業秘密”という渋皮のモンブラン・クリームとシロップ漬けの栗。甘さ控えめで、しっとりとしたマフィン生地とまろやかなクリームが溶け合い、幸せが口いっぱいに広がります。

トップに飾られたシロップ漬けの栗、そしてほろほろと崩れるクランブルで食感が変わって、大きなマフィンでもぺろりといただいてしまいました。

ギャラリーとして始まった
マフィン屋さん

お店の奥を覗くと、ソファーが置かれた小上がりには、目を惹く太陽のアート作品、古道具、本などなど菊地さんのお気に入りの品々が並んでいます。菊地さんによると、元々お店はギャラリーとしてオープンし、軽食の販売は一切考えていなかったようです。

「知り合いの作家さんの作品を皆さんに見てもらいたいと、ギャラリーを始めました。ただ現実は厳しく、休憩所としてドリンク提供を始めたところ、地元の方々から『何か食べるものないの?』と聞かれるようになって……軽食の提供を本格的に考えるようになりました」

地元の方々に試食してもらいながらスコーンづくりに何度も挑戦したものの、お店に出せる出来からは遠く……少し落ち込んでしまったときに気分転換につくったのが、記憶の奥に眠っていたマフィンだったそうです。独立前はアパレル販売で、料理も製菓も“一切ダメ”だったという菊地さんですが、マフィン専門店に話を聞いたり、数々のレシピを研究したり、半年かけてオリジナル・マフィンを生み出しました。

「やっぱり思い入れのあるマフィンだからこそ、研究のモチベーションが続いたのだと思います。今はお客さんからの要望に応えながら、ラインナップを週ごとに変えています。今後も多くの人にマフィンを知ってもらいたいです!」

取材日 2025/5/16

入口すぐに敷かれたマットもよく見てみるとデニムや靴下?!
 中には近隣にある古道具屋「ROJI」さんで購入したものも。
「古い物ってあるだけで存在感がスゴイ」と話す菊地さん。
太陽の絵は、茅ヶ崎・ギャラリー「okeba」で作家・黒岩まゆさんに依頼して描いていただいたお気に入りの一枚。
どこを覗いても、さまざまな世界が広がって楽しいギャラリーカフェです。
 
スポット情報

cafegallery3sun

▪️住所:神奈川県三浦市三崎2-12-15
▪️電話番号:090-8558-9254
▪️営業時間などの情報: 11:00~17:00 (土日で9:00に開店する日も)
▪️定休日:公式インスタグラムに毎月の営業日を掲示
▪️アクセス:京浜急行バス「仲崎」徒歩2分
▪️URL:https://www.instagram.com/cafegallerysun/

この記事を書いた人

小林有希

ライター

小林有希

東京在住フリーライター/Web編集。2016年にアパレル企画兼バイヤーを辞めて、ライターに。 紙、WEB問わず企業PR、ファッション、アート、地域、建築、教育、働き方など多分野で執筆中。

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