【三浦】本場ロンドンの味をマグロで再現した石橋悠さんのフィッシュ&チップス
2026.04.01
三浦

【三浦】本場ロンドンの味をマグロで再現した石橋悠さんのフィッシュ&チップス

赤坂太一

ライター

赤坂太一

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マグロで有名な三崎港の
卸問屋の一角にあるショップ

三浦半島の南端・城ヶ島に渡ると、多くの漁業関係の冷凍倉庫が並びます。その一角、「三崎恵水産」の建物の一部には「FISHSTAND」の文字が。

木・金・土曜日のみの営業ですが、早朝からひっきりなしにお客さんが訪れていました。お目当ては揚げたてのフィッシュ&チップス。イギリスが本場の魚のフライとポテトフライの組み合わせです。

思い出の味、本場を超える
フィッシュ&チップスの完成

店内に入ると、食欲をそそる揚げ物の香りと、商品棚に並ぶかわいいパッケージの商品。笑顔で迎えてくれたのは店主・石橋悠(はるか)さん。

FISHSTANDの直営店として、2022年11月に三崎恵水産の城ヶ島本社工場にオープン。悠さんは、水産会社の2代目社長・石橋匡光さんと結婚後、東京都内から三浦に移り、3人の子育てを経てFISHSTANDをスタートさせました。

「ここに来た当時は、周りにお店が少なくて、お買物も逗子・葉山まで行くこともありました。不便さもありましたが徐々に知り合いも増えて、なにより自然の豊かさを実感しました。

オンラインショップを開業してから5年が経過し、念願のお店をスタートさせるときも、私の思い描くプランで商品を開発していくことができたのは、社内の社員のおかげです。学生時代、ロンドンで食べた本場のフィッシュ&チップスを再現したくて試作を繰り返していましたが、ある時ベテラン社員から『大トロを使ってみたら?』と助言をいただき、それがハマりました。

何か新しい食材を使うのではなく、三崎の特産であるマグロから完成させたことがうれしかったですね」。

マグロ卸問屋ならではの利点を活かして、思い出を超える味を商品化することに成功したのです。そして大トロを使う理由とはどんなところにあるのでしょう?

大トロでなくてはいけない理由

揚げたてのフィッシュ&チップスは、分厚く切り出された大トロの身の大きさに驚かされます。大トロの部位が採用された理由。それはコラーゲン成分が含まれたスジが密集した部分は、高温で加熱しても硬くならずに、ふわっとした食感を実現できるため。

店内には、自社開発した冷蔵パウチ入りのコンフィやマリネ、希少なすし酢やマグロに合う調味料も並び、最近販売がスタートした無添加ペットフードも愛犬家の注目を集めているようです。

かわいいパッケージでテイクアウトできる「フィッシュ&チップス Lサイズ」(1,512円)を小脇に抱えて頬張るのがオススメです。

取材日 2024/09/12

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

まぐろやさばのコンフィも店頭で販売中(540円〜)。
「フィッシュ&チップス」には、自家製のサルサ・タルタル・カレーの3種のディップソース(162円/1種類)を追加することができる。
隣接する工場には冷凍のマグロが保管され、日本だけでなく世界中に出荷される。
2代目社長・石橋匡光さんと(写真右)。
スポット情報

FISHSTAND

■住所:神奈川県三浦市三崎町城ヶ島658‐142
■営業日:木・金・土
■営業時間:10:00~16:00 
■アクセス:京急「三崎口」駅から約7km
■URL:https://www.fishstand.jp/?mode=f11

この記事を書いた人

赤坂太一

ライター

赤坂太一

東京と福岡の2拠点生活をしている編集者・ライター。デジタルガジェットとクルマなどの乗り物が好物。マニアックな世界を一般向けに翻訳するコンテンツ制作が得意。

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