【三崎】冬でも常夏気分で味わう!「MiX」オリジナルのシロクマかき氷
2026.04.11
三浦

【三崎】冬でも常夏気分で味わう!「MiX」オリジナルのシロクマかき氷

小林有希

ライター

小林有希

  • #カフェ
  • #グルメ

三浦半島の先端にある港町・三崎の路地裏には、1年を通してオープンするかき氷の専門店「MiX」があります。そこで食べられるのは、なんと鹿児島名物の「シロクマ」! 

店内ではペレットストーブを焚いて、夏のような室温にしているため、体を冷やすことなく最後のひとすくいまで美味しくいただけます。

たっぷりフルーツに胸が高鳴る
「ミサキのシロクマ」

鹿児島名物の「シロクマ」は、鹿児島市天文館のとあるお店で考案されたかき氷が発祥のローカルスイーツです。特製の練乳シロップがかかった真っ白な氷の上にフルーツを飾った様子が、白熊の顔に見えたことから「シロクマ」と名付けられました。

そんなシロクマを三崎の「MiX」で味わえるというのです。その味わいは、かつて地元・鹿児島で人気だった「喫茶ママ」のシロクマをリスペクトして生まれたものだと、店主の山田智之さんが話してくれました。

「シロップの配合は秘密ですが、舌の記憶を頼りに再現しました。丁寧に窯焚きされた鹿児島産の練乳を使っていて、一般的なシロクマよりも少しさっぱりめな味わいです」

「喫茶ママ」のシロクマの特徴は、大きくカットされたフルーツのトッピングです。 取材時にいただいた「ミサキのシロクマ冬春」(1,450円・税込)には、季節のいちごやフルーツに加え、十勝産小豆を使った自家製ぜんざいが添えられていて、とても華やか! 

「ぜんざいは甘いかき氷に合うように、ちょっと塩気を足しています」と語るのは山田さんの奥さま。

練乳といちごシロップの爽やかな甘さ、フルーツのジューシーさに、さらにぜんざいの塩気が加わると味わいに緩急が生まれて、なんとも美味しい…。山田さんのシロクマを食べて、閉店した「喫茶ママ」に想いを馳せる方もいるのではないでしょうか。

山田さん夫妻が描いた、
“シロクマ専門店”という新しい人生

約10年前に三浦市へ移住した山田さん夫妻。2人とも元々は店舗デザイナーでした。将来を考えた際に、「前からやってみたかった」というシロクマ専門のかき氷屋さんに挑戦しようと決めたそうです。しかし、なぜシロクマにこだわったのでしょうか。

「30年以上前に、奥さんの地元・鹿児島で初めて『喫茶ママ』のシロクマかき氷を食べて、こんなに美味しいかき氷があったんだと感動したんです。関東にはシロクマかき氷を出すお店が少ないため、自分が感動した味わいを多くの人に知ってほしくて、開業を決めました」

そして2019年、自宅からほど近い三崎で「MiX」を開業しました。三崎なら、関東近郊から日帰り旅も可能。鹿児島に行くよりも気軽に、本場のようなシロクマかき氷を楽しめると評判が広がり、今では多くのファンが通うお店になりました。中でも常連さんは混みあう夏を避けて、わざわざ冬に訪ねてきてくれるのだそうです。

「日々お客さまから美味しかったと言っていただけることが、励みになっています」

そう笑う山田さんがつくる1杯は、心がふっと軽くなるようなやさしいご褒美の味です。

常夏の店内で食べる「ミサキのシロクマ」と、季節を忘れるような贅沢な時間を過ごしてみませんか。三崎へ出かけたら、ぜひMiXに立ち寄ってみてください。

取材日 2025/11/25
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

煌々と燃えるペレットストーブ。
このおかげで店内はあたたかです。
元々東京で店舗デザインをしていた山田さんご夫妻。
「このお店が僕らの最後の作品なんです」と誇らしげです。
オーダーが入ったメニューを伝えるときに役立つ
”オーダーマグネット”も自作。
デザインがひとつひとつ凝っていて可愛い!
伝票も「間違えないように」と自作したというので驚きです。
デザイナー夫婦ならではのこだわりが見えます。
スポット情報

ベイサイドかき氷カフェ ミックス ミサキのシロクマ

■住所:神奈川県三浦市三崎 2-10-3-1F
■電話番号:046-815-6316
■営業時間:12:00~19:00 ラストオーダー18:00(5月~10月)、12:00~18:00 ラストオーダー17:00(11月~4月)
※臨時休業をとる場合があるため、HPまたはインスタグラムをご確認ください。
■定休日:木・金曜
■アクセス:京浜急行「三崎口」より京浜急行バス「仲崎」から徒歩2分
■WEBサイトURL:https://mix-shirokuma.bitter.jp/

この記事を書いた人

小林有希

ライター

小林有希

東京在住フリーライター/Web編集。2016年にアパレル企画兼バイヤーを辞めて、ライターに。 紙、WEB問わず企業PR、ファッション、アート、地域、建築、教育、働き方など多分野で執筆中。

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