【三崎港】三浦の海の贈り物 国産天草100%「湘南食料」の絶品珈琲ところてん 
2026.04.26
三浦

三崎港】三浦の海の贈り物 国産天草100%「湘南食料」の絶品珈琲ところてん 

ミノシマタカコ

ライター

ミノシマタカコ

コーヒーの香りとはじける
食感がおいしい
「珈琲ところてん」(270円)

湘南食料株式会社のユニークな商品「珈琲ところてん」(270円)は、従来のところてんに馴染みがない人でも、コーヒーゼリー感覚で楽しめる逸品です。

噛みしめたときの香りは完全にコーヒー。でも、ところてんが持つ、はじける食感はそのままなので、コーヒーゼリーより食べ応えもあります。バニラアイスや練乳をトッピングすれば洗練された味わいに。海藻からつくられた身体に優しいスイーツです。

珈琲ところてんが誕生したのは15年ほど前のこと。3代目となるご主人の本田明さんが考案しました。

「小豆や抹茶を入れた商品も試作しましたが、コーヒーが一番うまくいったので商品化しました」。

湘南食料のところてんの最大の特徴は、国内産天草を独自にブレンドして作られていること。城ヶ島の天草をベースに、松輪、三宅島など各地の天草をミックスすることで、絶妙な食感を実現しているのです。

80年以上の歴史を持つ
湘南食料株式会社

湘南食料株式会社は、昭和11年創業。この地で約90年にわたり、こんにゃく製造業を営んできました。

こんにゃくと並ぶ主力商品ところてんの特徴は、豆腐のような四角いパックでカットせずに販売されていること。その理由は、この地域ではどのご家庭にも「ところてん突き(ところてんを押し出す道具)」があるからなのだそう。

「自分で天草を採ってところてんを作る文化があるんです。だからこそ、販売するところてんも自宅で好きな分量だけ突くことができるように、カットせずに販売しています」。

手間を惜しまず丁寧に作られたところてんは、約10年前から三浦商工会議所が認める「三浦ブランド商品」にも認定。地域を代表する特産品として知られるようになりました。

工学系から食品製造へ。
ご主人の意外な経歴

本田さんは、工学系の大学を卒業後、発電所関連の設計を担当する仕事をしていました。しかし結婚して5年ほどたった頃、「得意先も何件もあるし、私がやらないと続かないかな」という思いから、約30年前に奥様の実家である湘南食料を引き継ぎました。

近年は海水温上昇や黒潮大蛇行の影響で天草の量が減少し価格も上昇しているところてん。培われた技術と熱意で、昔と変わらない味を提供し続けているのです。

取材日 2025/02/27

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

店頭で売られている3種のところてん。豆腐のような立方体のところてん(210円)と、突いたところてん(150円)を選んで購入できます。
普通のところてん(210円)は抹茶とあんこでいただくと、まるであんみつを食べているかのよう。
突いたところてんを三杯酢・ふりかけ・辛子で食べるのは関東風。関西は黒蜜で頂きます。
関西のところてん好きも安心。黒蜜(150円)も販売しています。
スポット情報

湘南食料株式会社

▪️住所:神奈川県三浦市東岡町1-18
▪️電話番号:046-882-5380
▪️営業時間:不定
▪️定休日:水・日(夏季は日曜日も営業)
▪️アクセス:JR横須賀線「三崎口駅」からバスで「三崎東岡」下車徒歩2分
▪️URL:https://misakitokoroten.wixsite.com/tokoroten

この記事を書いた人

ミノシマタカコ

ライター

ミノシマタカコ

フリーライター/Web編集。旅行や食、ホテル、ライトテック、ビジネスなど多岐にわたる分野を執筆。インタビュー多め。狛犬愛好家としても活動中。日本参道狛犬研究会会員。

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