途中下車の旅、能見台駅で降りてみたら、心と体がほぐれるおでかけができました

横浜駅から京急本線で約20分の能見台。横浜からだけでなく都内からのアクセスもよい住宅地ですが、もともとは景勝地として知られた地でもあります。駅の近くには魅力的なお店もありながら、駅から住宅街を抜けて歩いていくと自然を味わえるスポットも。
次の日に疲れを残さない程度に、自然を感じながらお散歩をして、居心地のよいカフェでほっこりしたい。
今回は、そんな休日にぴったりな「軽いハイキングコース」と「駅近の隠れ家カフェ」を能見台エリアからご紹介します。
能見堂緑地・不動池のほとりで”何もしない”という贅沢な時間を過ごす
能見台エリアで気軽なハイキングにおすすめなのが能見堂緑地です。京急能見台駅から徒歩で25分ほどで駅からの距離は少々ありますが、住宅街の中にあるみどり豊かな癒しスポットとして金沢区民から親しまれています。



能見台駅への戻りは下り坂なのでラクチン。途中で能見台駅前商店街を散策しながら駅へ向かうのもオススメです。能見台駅前商店街は地域の方に愛されている和菓子屋、洋菓子店や、知る人ぞ知るレストランが数軒並んでいます。ちなみに、私は、坂の上にある花屋で気に入った花をみつけて購入しました。
「and ao kitchen 808」でおなかも心も満たされるひとときを
駅まで戻ってきたら、カフェで一休み。能見台駅から徒歩1分。通りから少し奥まった場所にある階段を降りると、まるで秘密の場所に足を踏み入れるようなワクワク感が。そこに静かに佇むのが、癒しのカフェ「and ao kitchen 808」です。
木の引き戸を開けた瞬間、ふわっと空気がゆるみ、心がほどけていくような感覚に包まれます。広々とした店内にはゆとりある席の配置と温かみのあるインテリアが広がり、訪れる人を優しく迎えてくれます。

席の間隔を広めにとった店内は、ひとりでも、誰かとでも、心地よく過ごせるように設計されています。照明やインテリアも落ち着いたトーンでまとめられ、居心地のよさを後押ししてくれます。
ランチタイムなら、曜日ごとに変化のあるハワイアンテイストの料理を味わえます。例えば「三種のポキボウル(税込1,540円)」は、マグロ・サーモン・タコを贅沢に使い、玄米×白米のブレンドご飯とともにヘルシーに。

15時からのティータイムには、スパイスの香るチャイティーなど、心を整える一杯が楽しめます。甘さ控えめのスパイスチャイ(税込715円)は、食後にも、おしゃべりのおともにもぴったり。

ちなみに、17:30からのディナータイムは、お酒とともにゆったりと食事を楽しむ時間。さらに金・土の夜は21:00〜深夜1:00までバーとして営業し、カフェとはまた違った大人の顔を見せてくれます。
ワンコインのおつまみもあり、昼間と違ったメニューで、色々な味を楽しめるのも魅力の一つです。

オーナーが現在ハワイ在住ということもあり、料理にはハワイのエッセンスが取り入れられていますが、それが押しつけがましくなく、「なんとなく心地いい」くらいのちょうどよさ。
ふと立ち寄って深呼吸する。そんな余白を与えてくれるカフェでした。
「能見堂緑地」で自然に包まれ、不動池で何もしない贅沢を味わったあとに、「and ao kitchen 808」でおなかを満たしたら、いつの間にか心がふっとほぐれていくような休日になりました。頑張る毎日になんだか疲れたなというときには、ふらっと能見台駅で降りて、心と体をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
and ao kitchen 808
■住所:〒236-0053 横浜市金沢区能見台通1-9
■電話番号:045-370-7515
■営業時間:
・モーニング 7:00~10:30
・ランチ 11:30~14:00
・ティータイム 15:00〜17:00
・ディナー 17:30〜21:00
※10:30〜11:30はドリンクのみ
※金・土のみバー営業(21:00〜翌1:00)
■定休日:日曜・月曜
■アクセス:京急本線「能見台駅」徒歩1分
■Instagram:https://www.instagram.com/and_ao_kitchen/
■スポット情報:https://newcal.jp/spot/KNA000017
能見堂緑地・不動池
■住所:〒236-0056 神奈川県横浜市金沢区能見台5丁目33−8
■アクセス:京急本線「能見台駅」徒歩25分
■スポット情報:https://newcal.jp/spot/KNA000016
Weavee地域ライター/山岸礼佳・間橋ともこ