和菓子でトリックオアトリート!

定番のみたらし団子や饅頭(まんじゅう)に加え、四季折々の上生菓子が人気の和菓子屋「玉川屋」。ハロウィンやクリスマスをテーマにした上生菓子は、早々に売り切れてしまうほどの人気ぶり!羽田土産や自宅用に、秋を感じる一品はいかがでしょうか。

大正からつづく、地元に根づいた和菓子屋

大正8年創業、今年106年目を迎えた老舗和菓子屋「玉川屋」は、現在4代目となる長谷川航大(こうだい)さんと母の理里子さんが切り盛りしています。

穴守稲荷駅から多摩川の河川敷に向かって徒歩約10分。商店街から外れた住宅地にたたずんでいますが、和菓子をもとめて多くの方が当店を訪れています。

和菓子で味わうハロウィン

おばけやジャック・オー・ランタンの上生菓子。やさしい表情と、オーナメントのようなころんとした形がかわいらしいですね。

クリスマスシーズンにはサンタクロースやトナカイも登場します。実は、店主の航大さんは日本菓子協会 東和会が開催する品評会にて、歌菓子部門「最優秀技術賞」を受賞されるほどの実力の持ち主。

かわいらしいモチーフだけでなく、繊細な色彩、造形による花鳥風月の作品も必見です。

※歌菓子(うたがし)‥和歌を読み解き、和菓子で表現したもの。

羽田のお土産「空飛ぶ!羽田饅頭」

羽田空港に近いことから、飛行機の焼き印を押した「羽田饅頭」も販売しています。自分用はもちろん、羽田土産としてもおすすめ。

ブルーベリーやかぼちゃなど季節ごとに味を変更し、季節の変わり目となる時期は自家製の白あんやこしあんを包んでいます。

地元のみんなが愛する「みたらし団子」

創業当初から変わらぬ味で、地元の方から愛される「みたらし団子」。

夏~秋にかけて羽田エリアで開催される「献灯祭」「ふれあいまつり羽田・萩中」の出店ブースでは、子どもからご年配まで多くの方が行列に並んでいます。

新潟県産の上新粉(うるち米の粉)を蒸しあげた餅に、昔ながらの甘じょっぱいタレをからめた一品。頬張るたびに、餅のやわらかな食感と懐かしいタレの香りが口の中に広がります。

店頭にある野だての下で、お団子を片手に休憩するのも風情がありますね。

伝統の味と温かなおもてなし

昔ながらの味を守り続けるだけでなく、航大さんと理里子さんの人柄もお店の魅力のひとつ。入店すると、理里子さんが明るい笑顔とあいさつで出迎えてくれます。

常連客がいらしたときは、冗談を言い合いながら和気あいあいと世間話をし、時折体調を気遣う場面も。時が刻まれた店内で家族のような温かいおもてなしは、すてきな憩いの場にも感じられました。

日常に身近なお菓子「和菓子」

和菓子というとかしこまったイメージもありますが、日ごろのおやつや季節行事・祝い事・仏事(お盆、お彼岸)など、和菓子が活躍するシーンはさまざま。お手軽スイーツのひとつとして楽しんでいただけます。

今年から短縮営業になりましたが、随時予約も受け付けているので電話やメールでお気軽にお問合せください。サイクリングやお散歩ついでにふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

和菓子屋 御菓子司 玉川屋

住所 144-0043 東京都大田区羽田3-25-2
電話番号 03-3741-1607
メールアドレス haneda1919tamagawaya@gmail.com
営業時間 不定休 ※Instagramで随時ご確認ください。
アクセス 京浜急行電鉄空港線「穴守稲荷駅」徒歩10分
Instagram  https://www.instagram.com/wagashi_tamagawaya/

■スポット情報:https://newcal.jp/spot/OTA000029

Weavee地域ライター/多和田夏織