【新馬場】約50種がそろうクラフトコーラBAR「ジルバ」
2026.10.20
品川

【新馬場】約50種がそろうクラフトコーラBAR「ジルバ」

なつの かおり

ライター

なつの かおり

  • #グルメ

新馬場駅南口から徒歩2分の場所にある、クラフトコーラを飲み比べできる「クラフトコーラBAR ジルバ(以下、ジルバ)」。約50種のクラフトコーラが並び、アルコールなしでも存分に楽しめるコーラ専門バーです。コーラの好きな人が遠方からも足を運ぶほどのスポットだと聞き、早速伺ってきました。

約50種のクラフトコーラを
堪能できる本格コーラバー

店内はわずか5席。暗がりの中に光る秘密基地のような雰囲気があって入る瞬間もワクワク。
店内の棚には、店主お気に入りのクラフトコーラが約50種並びます。これほどの種類を一度に飲み比べできる場所は、全国的にも珍しいそう。

クラフトコーラは味や香りに個性が出やすく、柑橘の「さっぱり系」、シナモンやカルダモンを強く感じられる「スパイス系」、香水のように香りが際立つ「アロマ系」などさまざま。クラフトコーラを今まであまり飲む機会がなかった人も、ここに来ればさまざまな味を一度に知ることができる、ぜいたくな空間です。

カウンター席
ラベルも個性的で、眺めているだけで楽しめます

初めての方でもご安心を。アルコール・ノンアルコールのどちらでも、気さくな店主が好みの味にあわせておすすめのコーラを提案してくれます。店主にお任せするもよし、自分でラベルの絵柄から味を想像して挑戦するもよし。コーラを選ぶ時間は期待が膨らむひとときです。

個性豊かなコーラの中から
いざ、飲み比べ。

単品注文もできますが、今回は「利きコーラセット3種」を選びました。店内に並んでいるクラフトコーラは、しょうゆの醸造会社が発酵技術を使って開発したものや、和漢スパイスを多く配合した健康志向型のもの、地元特産物を使用したフルーティな味わいのものなど、どれも魅力的な個性が光っています。

提案してくれたものの一部

優柔不断な私はなかなか絞ることができず……。店主に方向性が異なるコーラを3つ選んでもらうことにしました。1つめはアフリカの香辛料のみを使用した力強い王道タイプ、2つめはピンクグレープフルーツの酸味を感じられる柑橘タイプ、3つめはキンモクセイの香りを楽しめるアロマタイプです。

(左)キンモクセイが香る「&Rest」、(中央)アフリカの香辛料のみを使った「AFRICA COLA」、(右)ピンクグレープフルーツのフルーティーな酸味が特徴「アカガミコーラ ピンクグレープフルーツ&ハイビスカス」

瓶タイプのクラフトコーラは基本的に原液なので、何とどう割るか考えるのも楽しみのひとつ。ミルクやお酒とも相性が良いそうですが、今回は店主おすすめの「コーラと炭酸 1:3」の割り方でいただくことに。

あまり詳しくない自分に味の違いが分かるだろうかと少し不安でしたが、いざ飲んでみると、美味しいのはもちろん、それぞれの特徴がはっきりと感じられました。個性が最初にはじけるものもあれば、余韻として舌に残るものも。スパイスが複雑に絡み合って表現されるクラフトコーラの魅力に、ぐっと惹きこまれました。

クラフトコーラと合わせたい
ピリ辛のペアリングフード

コーラだけでも十分楽しめますが、コーラとのペアリングを意識して生まれたジルバのオリジナルフードと一緒に味わうという手も。今回は一番人気の「山椒オイル餃子」をいただきました。

「山椒オイル餃子」

餃子ひとつひとつのボリュームが大きく、山椒の効いたタレがなんともおいしい。程よい辛さがあり、クラフトコーラと交互に味わいたくなる一皿でした。クラフトコーラは実にさまざまなスパイスをブレンドしているので、店主いわく、山椒やタバスコといった辛さはコーラと相性が良いのだとか。

多国籍ジャンルのフード。試行錯誤しながら、メニューを少しずつ増やしているそう

クラフトコーラの魅力を
もっと多くの人に知ってもらいたい

店主の中澤さんはこれまで俳優として長く活動してきましたが、数年前にクラフトコーラの魅力に目覚め、コーラ専門のバーを立ち上げることに。渋谷に移転している期間もありましたが、2023年から再び新馬場エリアに戻ってきました。


「クラフトコーラを好きになったのは、コロナ禍に伊良コーラを飲んだことがきっかけですね。『コーラって作れるの?!』という驚きから始まり、新しい味を見つけては試し、クラフトコーラに対する“好き”がどんどんたまっていきました。でも、いろいろな種類のクラフトコーラをいつでも飲める場所って、探してもなかなかないんですよ。だったら自分でやってみようと。そんなことを考えていた矢先に、この場所と出合いました」と当時の想いを中澤さんが語ってくれました。

店主の中澤さんが、目の前でコーラを注いでくれます

コーラ専門のバーが珍しいため、インターネットなどを通じて知り、遠方から訪れるお客さんもいるのだとか。また、ここで初めてクラフトコーラを飲んで好きになり、何度も通うようになった人もいるそうで、「お店を通して、もっとたくさんの人にクラフトコーラの良さを知ってもらいたい」といいます。

ジルバでは、通常のバー営業に加え、年に数回、クラフトコーラづくりのワークショップも開催されています。飲み比べるだけでなく、自分だけの一杯を作る楽しさも体験できます。

「クラフトコーラを多くそろえるお店が他にも増えるといいなと思っています。そして、いつか自分が客として通いたくなるようなお店が出てきたら最高ですね」と楽しそうに話してくれました。

初めての一杯から広がる
クラフトコーラの世界

店主のコーラ愛を聞きながら、個性あるクラフトコーラをひとつひとつ味わっていると、自分もその魅力にどんどん惹き込まれていきました。ジルバには全国各地のクラフトコーラが集まっているので、ゆかりのある産地のものを選んでみたり、好きなスパイスから選んでみたり。さまざまな味を飲み比べることで、あなたもお気に入りの味に出合えるかもしれません。

クラフトコーラ好きの人だけでなく、これまで飲んだことがない人も、“クラフトコーラの大ファン”である店主が出迎えてくれる「ジルバ」。わずか5席の店内には、奥深いコーラの世界が広がっています。

スポット情報

クラフトコーラBAR ジルバ

■住所:〒140-0004 東京都品川区南品川2-9-2
■営業時間:19:00-24:30
■定休日:月火
■アクセス:京急本線「新馬場駅」南口徒歩2分
■公式サイト:https://ccpromoters.org/jitterbug/
■Instagram:https://www.instagram.com/craftcola_bar/

取材日 2026/07/02

※本記事に掲載されている情報は取材当時のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

この記事を書いた人

なつの かおり

ライター

なつの かおり

子育てをする中で、地域の方々のつながり・やさしさを日々感じます。食や文化を通じ、そこに関わる“人”に光をあてながら「地元の魅力」を届けていきたいです。

趣味は、カフェめぐりとミステリー小説を読むこと。カフェでは、コーヒーと一緒についつい甘いお菓子も注文してしまいます。

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