ひと手間から生まれるおいしさ。地元で愛される「SUNCOAST」のハンバーガー

京急富岡駅から徒歩3分。

アメリカンテイストの装飾が目を引く「SUNCOAST(以下、サンコーストと記述)」は、2016年にオープンし、まもなく10年を迎えるハンバーガーショップ。

地域の人だけでなく、遠方からもサンコーストのハンバーガーを求めて来る人がいるほどファンの多いお店です。

おいしさの秘密は、こだわりのひと手間とオリジナリティ

「ひと手間かけた方がおいしいんですよ」と語るご主人。

使用するバンズやパテ、ソースはすべてお店のオリジナル!

ソース作りには奥さまや息子さんも関わっており、石川町にある姉妹店「CENTRAL BURGER SHOP(セントラルバーガーショップ)」と共通のレシピを使っているそうです。

バンズは黒ごまをトッピング。

横須賀の人気ベーカリー「ZACRO(ザクロ)」のご夫婦が実際にサンコーストのハンバーガーを食べ、お店の味に合うようにオリジナルで作ってくれたものだといいます。

「見た目も香りもいいでしょ。ひと目でうちのだってわかるんですよ」と誇らしげに話すご主人の表情が印象的でした。

サンコーストバーガー 1,650円(ポテト・ドリンク付)

音楽とコーヒーで過ごすチルタイム

もう一つのこだわりは、音楽とコーヒー。

サンコーストの店内には、レコードの音が心地よく流れています。

「曲は何でもいいんですよ。レコードの音って温かみがあるでしょ。これもこだわりなんだよね」と言いながら慣れた手つきでレコードに針を落とすご主人。

そんな音楽に包まれながら味わうのは、ハワイのコナコーヒーをベースにしたオリジナルブレンド。

お店のメールアドレスにある“good time”は、ここで良い時間を過ごしてほしいというご主人の願いが込められているそうです。

「自分たちが本当においしいと思うものを」店主の想い

お話をしている中で繰り返し出てきた「自分たちがおいしいと思えるものを提供したい」という言葉から、ご主人のあたたかい人柄と手間を惜しまない姿勢が伝わってきました。

もともとカフェとしてスタートしたお店は、6年前に息子さんを中心にハンバーガーショップへとリニューアル。

現在、平日はご主人がワンオペで営業しているようです。

ランチタイムもディナータイムも、一皿ずつ丁寧に仕上げてくれます。

食材が高騰化していようと、新鮮な食材を使用し、ひと手間かけることを惜しまないご主人。

最後には、おいしいハンバーガーを手頃な価格で提供する”ローカルヒーロー”になりたいとお話してくださいました。

そんな熱い気持ちを抱えたローカルヒーローが作りだすサンコーストのハンバーガーは、今日も多くの人の心とお腹を満たしていることでしょう。

今この記事を読んでいるあなたも、富岡駅に降り立ち、素敵な音楽とおいしいハンバーガーが作りだすチルタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

SUNCOAST(サンコースト)|詳細

■住所:〒236-0051 神奈川県横浜市金沢区富岡東5-18-15
■電話:045-349-5775
■営業時間:11:30~21:00
■定休日:水曜・木曜(祭日の場合は営業)
■アクセス:京浜本線「京急冨岡駅」 徒歩3分
■WEBサイト:https://goodtimesuncoast39.wixsite.com/mysite 
■Instagram:https://www.instagram.com/suncoast_cafe__ 

■スポット情報:https://newcal.jp/spot/KNA000014

Weavee地域ライター / 池田 夕起