【横須賀】小野崎圭さんが瓶ビールに込めた想い「WHITE DOG BREWING」
2026.04.17
三浦

【横須賀】小野崎圭さんが瓶ビールに込めた想い「WHITE DOG BREWING」

YASU

ライター

YASU

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  • #グルメ

浦賀の街を散策すると、潮風を感じながら一杯飲みたくなる。
日本の開国に繋がった歴史と、造船の伝統が息づくこの地に、醸造タンクを見ながら、作りたてのジューシーなクラフトビールが飲めると評判のブルワリー「WHITE DOG BREWING」があります。

瓶ビール化に込めた、
お客さまからの想い

醸造所に併設されたタップルームでは、鮮度の高い風味豊かなクラフトビールを提供。

2024年2月のオープン以来、「家でも飲みたい」「足が不自由な家族にも届けたい」「浦賀のお土産にしたい」といった声が高まっていきました。

店主の小野崎圭さんと妻・良子さんは、お客さまのこうした思いに応えたいと、瓶ビール化に挑戦することを決意します。

家族団らんやペットとの散歩途中、浦賀の風景とともにビールを楽しみたい。そんな想いが、背中を押しました。

ビールの瓶詰めは、
品質劣化の課題が隣り合わせ

ビールは、醸造タンクからタル、さらに瓶へ移す工程や、ビール中に残ってしまった酸素により味わいが変わってしまいます。

「鮮度を保ち、酸化を防ぐことに強くこだわる」と話す圭さんにとって、瓶ビール化は大きな挑戦でした。

業界では一般的という酸素による品質劣化を防ぐ、カウンタープレッシャー方式でも手詰めにより限界を感じていました。そこで、品質差を最小限に抑えるべく、二酸化炭素による加圧や注ぎ方、スピード、泡の活用など細部にわたり工夫を重ねました。

「一本一本に手間も気持ちも込める」そうしてようやく納得のいく瓶ビールが完成したのです。

ビールとお客さまをつなぐ
“ラベルデザイン”

完成した瓶に貼られるラベルは、元テキスタイルデザイナーでもある良子さんが手がけています。
圭さんからビールのコンセプトを細かく再確認し、「思わず手に取りたくなるデザイン」を目指しました。

配色の美しさとストーリー性あふれるイラストは、ビールに込められた想いを伝えています。
現在は三崎港の「うらりマルシェ」などでも取り扱われ、観光客にも人気を集めています。

宅飲みでの会話が、お店に届く嬉しさ

瓶ビールを手にしたお客さまが、家族との団らんの中で交わした感想を、タップルームで聞かせてくれることが何より嬉しいといいます。

「カカオが入っているってラベルで知った!」
「柑橘類が入っていないのに爽やかなシトラス感で驚いた!」

瓶ビールを囲んだ家庭ならではの会話が、今日もタップルームに温かな空気を感じさせます。

浦賀の日常に寄り添うビールを、これからも大切に届けていきたい──「WHITE DOG BREWING」の想いが伝わってきます。

取材日 2025/04/22

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

浦賀港の潮風を感じながら飲むビールも最高です。
3種の飲み比べセット「Beer Flight」(1,800円税込)
良子さんが焼き上げるショートブレッドのUraga Mate(160円税込)。まとめ買いするファンも多数です。
人気のホットドッグ(780円税込)は、地元のこだわり食材とコラボし実現。
洗練された空間が魅力のタップルーム。
スポット情報

WHITE DOG BREWING

■住所:神奈川県横須賀市浦賀3-2-16
■定休日:インスタグラムを確認
 (基本営業時間:14:00〜22:00)
■アクセス:京浜急行「浦賀」駅から徒歩1分
■URL:https://www.instagram.com/whitedogbrewing_uraga/

この記事を書いた人

YASU

ライター

YASU

企業で商品の企画を中心にデザイン、建築に従事してきたものづくり好き。 フリーライター、デザイナーとして体験価値を大切に業務を手がけています。 食べ歩き・猫・三浦半島の環境の満喫が日々の目標。

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