一年中、イチゴが食べたい!夢が叶う「横浜ストロベリーパーク」

京急鶴見駅からバスに乗って15分ほど。
工場地帯の真ん中に一年中イチゴの摘み取りが楽しめるスポットがあります。
降りるバス停は「横浜火力発電所前」。
どんな場所なのか、ますます気になって、さっそく体験しに行ってきました。
オール電化で生育管理。年中できるイチゴの摘み取り
「横浜火力発電所前」のバス停を降りると、目の前に「JERA横浜火力発電所」と書かれた校門のような入口があります。
こんなところでイチゴの摘み取りをやっているのかと少しの不安もありましたが、門に書かれた看板を頼りに入っていきました。

建物内には、カフェ、飲食スペース、キッズスペースが。建物に沿って左側を歩いていくと、イチゴの摘み取りを行っているビニルハウスが見えてきます。
ビニルハウスの入口で摘み取りの受付を済ませたら、イチゴを入れるカップを受け取ります。
私が行った日は、家族連れを中心に20人ほどが摘み取りに来ていました。
ビニルハウス内は温度や湿度が管理されているので、極端な暑さ寒さは感じません。

横浜ストロベリーパークで扱っているイチゴは「濱瑞(はまみずき)」「かおり野」「よつぼし」「ベリーポップすず」の4種類。
時期によって摘み取りができるイチゴが違います。

「どれが一番おいしいの?」と聞く子どもに、「どれも全部おいしいです」と答えるスタッフさん。それぞれのイチゴに酸味や甘さの特徴があり、摘み取り前に説明してもらえます。
私のお気に入りは「濱瑞(はまみずき)」でした。「瑞」という名の通り、とても瑞々しく(みずみずしく)ジューシーで、桃のような甘さがありました。口いっぱいあふれる程のイチゴ果汁がたまりません。
おなかの中もイチゴでいっぱい。イチゴメニューが味わえる併設カフェ
横浜ストロベリーパークには「週末イタリアン」をテーマにしたカフェが併設されています。
パスタやオリジナルいちごスイーツの他にも、ドライイチゴやボールペン、マグカップなど10種類ほどのお土産を取り扱っています。

魅力的なメニューが並ぶ中、私が選んだのは、イチゴサンドとイチゴジュース。
実は摘み取りの時に、イチゴジュースの半額券をもらっていたので、つい頼んでしまいました。のどが渇いていたので、お得に頼めて一石二鳥です。

私が食べた日のイチゴサンドのイチゴは「かおり野」。クリームが甘すぎず、さらりとしたものだったので、イチゴの味を邪魔しません。
4切れもあって、一人で食べるには多いかなと思いましたが、途中で飽きることもなく、ぺろりと食べてしまいました。
イチゴジュースは、イチゴ100%。
酸味の苦手な私はドキドキしましたが、取り越し苦労。イチゴそのものを食べているような濃厚な味で、甘さと酸味のバランスが絶妙でした。カットしたイチゴがちょこんと乗っているかわいらしさにもテンションが上がります。
まだまだあります。横浜ストロベリーパークの楽しみ方
「横浜ストロベリーパーク」内にはたくさんの映えスポットがあります。その中のいくつかを厳選してご紹介します。

ビニルハウスの前でひときわ目を引くのが、特大イチゴのオブジェ。オブジェの隣には来園の日付が入った看板があるので、撮影すれば記念になるかも。
まわりにあるお花はイチゴと一緒にスタッフさんが手間暇かけて育てたもので、園内にいろどりを添えています。大きなイチゴと奥にある火力発電所の煙突が異彩を放つコラボで癖になりそうです。

「VERY BERRY GARDEN」(ベリーベリーガーデン)には、イチゴをモチーフにした切り株や葉っぱのトンネルなどがあります。どれもかわいくて、つい写真を撮りたくなるものばかり。
他にも園内にはたくさんの映えスポットが。
自分だけのお気に入りスポットを見つけて撮影を楽しんだり、SNSで友達とシェアしたりしたくなりました。
「横浜ストロベリーパーク」では、イチゴを摘み取ったり、食べたり、撮ったりと、いろいろな楽しみ方でイチゴを肌で感じながら過ごすことができます。
イチゴ狩りのシーズンでなくても、たくさんのイチゴに出会える…。
そんな特別感を味わいに「横浜ストロベリーパーク」にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
横浜ストロベリーパーク
住所 神奈川県横浜市鶴見区大黒町11-1
電話 なし
問い合わせはホームページの問い合わせフォームから
営業時間 土日祝日 10:00~16:00
料金 イチゴの摘み取り1カップ(300g)2500円
ホームページから事前予約制
アクセス 京浜急行電鉄「京急鶴見駅」から横浜市営バス181系統「横浜さとうのふるさと」行き「横浜火力発電所前」下車
駐車場 42台
駐輪場あり
Weavee地域ライター/松井 美智子