駅近の和菓子店で心ときめく秋を見つけに。旬を楽しむ横須賀グルメ散歩

朝晩の風に秋の訪れを感じる今日この頃。秋に心穏やかに味わいたいのが、趣深い和菓子です。
今回は、地元で長く愛される老舗と、フルーツ大福で話題のお店をはしご。
見た目にきゅん、味わってほっこり。和菓子好きライターが、この秋の“推し和菓子”をご紹介します。
北久里浜駅から徒歩3分!昭和24年創業の老舗「和菓子司 壺屋」
京急線北久里浜駅から徒歩3分のところに佇む「和菓子司 壺屋」は、昭和26年の創業以来、地域の人に長年愛されてきたお店です。

店内には、美味しそうな和菓子がずらりと並びます。店内には季節ごとの和菓子が並び、思わずどれにしようか迷ってしまいます。
夏の涼菓に加え、8月末からは栗のお菓子が登場。お店のショーケースは、夏と秋が同居する“今だけ”の景色でした。
秋の訪れを告げる和菓子にときめく

9月からは秋ならではの和菓子が並びます。
思わず美しさに見惚れてしまうのは、菊(写真中央)や十五夜(写真右下)のモチーフの季節の「練り切り」です。秋の風情をかたどったまさに芸術品。見た目の美しさだけでなく、上品な甘さも魅力です。
そして、秋の味覚といえば栗!
栗をのせた愛らしい「栗っこ」や、栗の渋皮煮が丸ごと入った「栗味楽」は、栗本来の豊かな風味を存分に楽しめる、この時期だけの特別なご褒美です。
そして、一度食べたら忘れられないのが、豆大福(写真左下)です。
豆大福は一年中販売しているお店もありますが、「壺屋」では日持ちなどの関係から、夏場は販売を休止、秋から復活します。
なので、店頭で豆大福を見つけると「秋が来た!」と嬉しくなります。
もちもちのお餅に、ほどよい塩気のある赤えんどう豆と優しい甘さの餡が絶妙なバランスで、一口食べればリピート確実です。

春秋のお彼岸には、おはぎ(つぶ・こし・ごま・きなこ)が販売されます。大人気のため、事前の予約が確実です。

素材の持ち味を活かした和菓子には、長年の経験に裏打ちされた作り手の丁寧な仕事と愛情が詰まっています。京急線北久里浜駅から徒歩3分とアクセスもいいので、秋の散策がてら、足を運んでみてはいかがでしょうか。
和菓子司 壺屋
住所 神奈川県横須賀市根岸町3丁目11−9
電話番号 046-836-9797
営業時間: 9:00~18:00
定休日: 毎週木曜日
アクセス: 京急線北久里浜駅から徒歩3分
WEBサイト
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旬の果物を使った大福が大人気「和菓子幸和」

京急久里浜駅から徒歩3分のところにある、和菓子幸和。
鴨居の老舗和菓子店「山口屋」の息子さんが独立し、ご夫婦で営むこのお店は、今年で5周年を迎えました。 店内に足を踏み入れると、小豆を煮る芳しい香りが漂い、穏やかな笑顔で迎えてくれる店主と奥様の人柄に心が和みます。
華やかでみずみずしい シャインマスカット大福

「幸和」で人気の「シャインマスカット大福」。岡山県産の「晴王」を、なめらかな白餡と柔らかいお餅で丁寧に包んでいます。 みずみずしい果実の爽やかな香りにうっとり。
口に入れるとジュワッと甘い果汁が広がり、白餡の甘味と合わさると最高です。
旬のフルーツを使った大福は季節感を味わえます。
細かな細工にうっとり。幸せを願う秋の練り切り

練り切りの楽しさは、お店ごとに表現する花や情景、そして同じテーマでも表現が違うことです。
「幸和」では、重陽(写真手前)や着せ綿(写真右奥)」は、旧暦9月9日の「重陽の節句(菊の節句)」にちなんだ和菓子や秋の七草のひとつ、桔梗(写真左奥 )がお目見えします。美しさはもちろんのこと、それぞれには健やかな暮らしや長寿への願いが込められています。
食べる人が見ても食べても幸せを感じていただけるように色合いやデザインを考えて作っているそう。
秋の生菓子で季節を感じながらゆっくり味わう時間は癒しのひとときです。
伝統を受け継ぎつつ久里浜に根ざした和菓子づくりを

お彼岸にはおはぎ(つぶ、こし、ごま、きなこ)を、お彼岸明けには「糸切り団子」を販売しています。
「糸切り団子」は、昔、神仏にお供えするものに包丁を使ってはいけないという風習から、糸で切って作ったことに由来するそうです。ご先祖様への敬意と、人々が受け継いできた心が感じられます。
お店に並ぶ和菓子を眺めていると、伝統を守りながらも、久里浜で地元に根ざした和菓子店を目指していることが伝わってきました。
和菓子 幸和
住所 神奈川県横須賀市久里浜4-18-4
電話番号 046-854-4031
営業時間: 10時〜20時頃(早仕舞いあり)
定休日: 日、月(変動あり)
アクセス: 京急線北久里浜駅から徒歩3分
横須賀の和菓子屋さんをめぐれば、秋を感じられること間違いなし。
「壺屋」で伝統を味わい、「幸和」で旬のフルーツを楽しむ。
どちらも駅から近いので、お散歩がてら立ち寄るのにぴったりです。
次のお休みは、和菓子で“秋探し”してみませんか?
Weaveeライター/うみのとなり