【横須賀】走水の生海苔が香り立つ「横須賀中華KOMINE」の絶品炒飯
2026.04.22
三浦

【横須賀】走水の生海苔が香り立つ「横須賀中華KOMINE」の絶品炒飯

小林有希

ライター

小林有希

  • #グルメ

中国食文化の根源にある「医食同源」を、地元の食材で実践しようとする中華料理店「横須賀中華KOMINE」。

そこの人気メニューのひとつに、オーナー兼シェフである小峰雄一郎さんも感動したという走水の生海苔を使った「走水生海苔浅利炒飯」(1,300円・税込)があります。

生海苔の風味が立つ
「走水生海苔浅利炒飯」

「一度食べたら、他の海苔を食べられなくなる」と小峰さんが絶賛する走水の生海苔は風味が強く、甘みも感じられます。その生海苔に火を通して海苔独特の磯の香りを丸く、そして豊かに膨らませてできたのが「走水生海苔浅利炒飯」です。

「これまでは、中華そばの餡や冷やし麺のタレに生海苔をそのまま入れていたんですが、試しに炒飯をつくってみたら想像以上においしい。どうやら油飛ばしや香りを引き出すために、中華鍋を振る技法が海苔の香りを際立たせるのにぴったりだったようです」

パラパラの米に海苔と卵が絡んでいて、レンゲから立ち上る湯気とともに潮の香りが立ちます。

優しい口当たりで海苔の旨みを味わいながら、米の間から覗く大きめの浅利が主張してきて食べ応えも十分。鼻から抜ける磯の香りも“生”海苔ならではで、海の豊かな味わいを堪能できます。

理想は地産地消をしながら医食同源を

ご自身の料理を通じて、中国食文化にある「医食同源」の考えを広めていきたいと考えている小峰さん。その実践には「地産地消」が深く関係しているため、「今後もできるだけ地元の食材を使っていきたい」と話していました。

「地産地消と聞くと、“地元を応援”という経済的なイメージが強いですよね。でも本来は、その土地で採れた食材を食べて、そこの気候や風土に体を慣らそうという意味があります。それは医食同源に通じる考えなので、うちでも地元の旬の食材を使いたい」

しかし農家さんの畑の事情や中華料理との相性もあるので、100%地元の野菜を使うことは厳しいのが現状です。だからこそ、横須賀・走水で養殖している生海苔との出会いはとても運命的だったようです。

「丸良水産さんの生海苔を使ってから2年ほど経ちますが、使うほどに新メニューのアイディアが浮かびます。炒飯をきっかけに、生海苔は火を淹れれば入れるほど香りが立つことがわかったので、いつかは生海苔を使った醤をつくりたいですね。おそらく醤のコクと生海苔の香りの良さを両方引き立て合うものが生まれると思います」

地産地消も医食同源も叶える「走水海苔醤」なんて素敵。ぜひ小峰さんがつくる中華を食べて、三浦半島の風土に体を慣らしてみませんか。

取材日 2025/6/26
※本記事に掲載されている情報は、取材当時のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、お出かけの際は事前にご確認ください

町中華でもなく、高級中華料理屋でもなく。ほっとする味わいを楽しめる中華料理店です。
小峰さんのプロフィールには有名店がずらり!
お願いしていたトマトが届いて「美味しそう!」。実際にいただくと、甘みがあってとろけるような味わいでした。
スポット情報

横須賀中華 KOMINE


■住所:神奈川県横須賀市若松町1丁目12
■電話番号:046-874-8232
■営業時間などの情報:11:00〜14:00/17:30〜21:00
■定休日:月曜日と日曜日はランチのみ営業、不定休あり
■アクセス:京浜急行「横須賀中央」徒歩4分
■URL:https://www.instagram.com/yokosukachuka_komine_/

この記事を書いた人

小林有希

ライター

小林有希

東京在住フリーライター/Web編集。2016年にアパレル企画兼バイヤーを辞めて、ライターに。 紙、WEB問わず企業PR、ファッション、アート、地域、建築、教育、働き方など多分野で執筆中。

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