Bar Lily Bellでは、今が旬のフルーツを使った、とびきり美味しいカクテルが楽しめます。初夏は特にフルーツの種類が豊富。熟れた果実を、バーテンダーの村上さんがまるで魔法のように美しいカクテルに変身させます。北海道出身、異例な経歴を持つ店主が、店名やカクテルに込めた特別な想い。それは「訪れる人が心からくつろぎ、幸せな時間を過ごせる場所にしたい」という願いです。
華やかで美しい アップルマンゴーと薔薇のカクテル 1,800円

マンゴーの中でも果皮が赤く、濃厚な甘みと芳醇な香りを持つ、宮崎産アップルマンゴー。すりおろした果肉とホワイトラムをシェイカーでリズミカルに混ぜ合わせます。仕上げには、ローズの花びらを添え、ローズウォーターをひと吹き。グラスに描かれたチョコレートの繊細な模様は、ずっと眺めていたいくらい美しく、まさに”飲む芸術”です。
ひとくち含むと、アップルマンゴーの甘く濃厚な香りとローズのエレガントな香りがふわりと広がります。フレッシュな甘さには、和三盆で深みとコクを加えています。さりげなく計算し尽くされた技に、思わず感嘆のため息がこぼれます。バーの洗練された空間にいながらも、宮崎の照りつける太陽とどこまでも広がる青空、そして爽やかな風を感じているかのよう。心まで満たされる贅沢な一杯です。

Bar Lily Bellでは、旬のフルーツを使った季節のフルーツカクテルを常時5種類以上、用意しています。「このフルーツカクテルは、私自身が好きで始めたもの。お店に季節の彩りを添え、何よりお客様がフルーツ名で気軽に注文できるように、と考えました」と店主 村上さんは話します。
魅惑の隠れ家的オーセンティックバー

横須賀中央駅から徒歩3分のところ、昭和レトロな繁華街 若松マーケットの一角に、「Bar Lily Bell(リリーベル)」があります。2016年のオープン以来、本物のお酒と心地よい時間を求めて、国籍を問わず愛されている”知る人ぞ知る”オーセンティックバーです。薄暗い照明に照らされた落ち着いたカウンター、丁寧に磨き上げられたグラス、そしてバックバーにずらりと並ぶボトルたち。重厚な扉を開くと、日常を忘れさせる幻想的な空間が広がります。
北海道出身の店主が横須賀でバーテンダーに

カウンターに立つのは、店主 村上貴士さんです。すらりと伸びた背筋に、無駄のない軽やかな身のこなし、シェーカーを振る姿、カクテルを注ぐ所作のすべてが洗練されています。意外にも、原点は北の大地、北海道。高校卒業後、海上自衛隊に入隊し、潜水艦の乗組員だったというから驚きです。
「最初は単純に憧れでした。よく行っていたバーのバーテンダーさんがいつも笑顔で素敵に見えたので・・・」最終勤務地の横須賀で退職後にバーテンダーとしての道を歩み始めました。各店や有名ホテルなどに勤めながら、着実にキャリアを積み上げていきました。
未知からのスタート

バーテンダーの世界は、未知の領域からのスタートでした。基本となるのが、バースプーンという細長いスプーンを使ってカクテルを静かに混ぜる「ステア」という技術です。これは、スプーンを中指と薬指で挟むように持ち、指先だけを使ってクルクルと滑らかに回すのがコツです。
「最初の頃は、このステアの練習だけで毎日4時間も費やしていましたね」と、当時のことを思い出しながら話します。
バーテンダーとして大切なことは?

リリーベルは故郷・北海道を象徴する花、すずらんのこと。花言葉は“幸福の訪れ”。「長く厳しい冬を乗り越え、春の訪れとともに咲き誇るすずらんのように、この店を訪れるすべての方に幸せな時間が訪れますように」という思いを込めて店名を付けました。
「バーテンダーに必要なのは、お客様のために何かをしたい、という純粋な気持ちじゃないでしょうか」バーを訪れる人は、喜び、悲しみ、明日への活力など、様々な想いを胸にグラスを傾けます。
村上さんが紡ぐカクテルには心温まるエールが込められています。
取材日 2025/5/26
※掲載されている商品・情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
ギャラリー



スポット情報
店舗名:Bar Lily Bell
◾️住所 神奈川県横須賀市若松町1-9
◾️電話番号 046-828-3650
◾️営業時間 17:00〜25:00
◾️定休日 なし
◾️アクセス 京急線横須賀中央駅から徒歩3分
◾️URL https://wakamatsu-market.jp/shop/lilybell/