【鎌倉】鎌倉の老舗酒店4代目・兵藤昭さんが勧めるナチュラルワインの魅力
2026.04.01
三浦

【鎌倉】鎌倉の老舗酒店4代目・兵藤昭さんが勧めるナチュラルワインの魅力

奥野大児

ライター

奥野大児

老舗酒店の4代目が
ナチュラルワインに出会うまで

鎌倉で130年以上続く鈴木屋酒店。現在はナチュラルワインの専門店です。塗り潰された壁はワインに最適な湿度を守るためで、入り口は横にあります。

代表取締役の兵藤昭さんは4代目。大学を卒業してすぐに店を継ぎ、30年以上になります。店を継いで、これまでの取り扱い商品を見直しているうちに、ふとワインに目がとまりました。酒の格安販売店などが増え競争が激しくなり、ワインに特化した営業を志すように。そして2000年ごろ、ナチュラルワインが流行の兆しを見せます。

ナチュラルワインを口にした兵藤さんは「飲み心地の良さはもちろん、身体がナチュラルワインを受け入れるようになって、そうでないワインが苦手になりました。例えば、酸化防止剤の入ったワインが飲みづらくなってきたんです。そこからのめり込みました。」と、販売に力を注いでいきました。

ナチュラルワインの定義と
兵藤さんの思い

2024年時点で、ナチュラルワインの国際的な基準はありません。

・農薬などを使わない農法

・天然の酵母を使った醸造

・酸化防止剤を使わない

の3点をできるだけ守っていくことが共通した認識となっています。

兵藤さんは「ナチュラルワインかどうかは0と1で決まるものではなく、グラデーションがあります。3つのポイントを意識しているワインの中で、僕にとって良いものをお勧めしようと思っています」と柔軟に考えています。

そんな兵藤さんに、買いやすいオススメを尋ねました。

Rosso Fanetti(2,000円)



「イタリア・トスカーナ州で歴史ある生産者のFanetti家が作っている赤ワインです。買いやすい値段で提供しながらも、高級ワインに繋がる味わいを感じられます。伝統的・素朴さといったキーワードで楽しめます」。

もう1品は、

Hey Gamin(5,400円)



「フランス・ロワール地方の生産で、当店のラインナップの中で抜きん出た深みある味わいの赤ワインです。前菜やお肉に合うのはもちろんですが、何も合わせずにじっくり飲むのも楽しいです。生産者も若く、今どきのナチュラルワインを感じられますよ」。

型にはまらず自由にワインを楽しんでほしいと語る兵藤さん。

相談しながら自分にピッタリのナチュラルワイン探しを楽しんでみてはいかがでしょうか。

取材日 2024/09/19

所狭しとワインが並ぶ。「在庫は管理していますけれど店頭に何本並べているかは数えていません」(兵藤さん)
店舗への入り口は正面から右に回った側面に。
ワイン以外にも兵藤さんがピンときた食材が店頭に並ぶことも。
ワインに合う食材も並ぶ。「うどんは白ワインに合いますよ」とのこと。
スポット情報

鈴木屋酒店
■住所:〒240-0112 神奈川県鎌倉市由比ガ浜3-6-19
■電話番号:0467-22-2434
■営業時間:定休日/月曜、ほか不定休の場合あり。営業時間/10:00~18:00
■アクセス:江ノ島電鉄「由比ヶ浜」から徒歩2分
■URL:Facebook https://www.facebook.com/suzukiyakamakura/
Instagram https://www.instagram.com/suzukiya_kamakura/

この記事を書いた人

奥野大児

ライター

奥野大児

1971年生まれ。大学卒業後20年ほどシステムエンジニアで会社勤めをした後にフリーライターとして独立。グルメ・IT・旅などのジャンルで、お出かけレポートからインタビュー、調査記事までいろいろ書きます。

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