亀岡八幡宮の目の前で看板を掲げる「ブルームーン逗子」は、毎年夏になると一色海岸の浜辺にオープンする海の家「ブルームーン葉山」が手がけるダイニングバー。海の家同様に地産地消のグルメやお酒を楽しめる、地元民たちの憩いの酒場として親しまれています。


「地元を盛り上げたい」という思いから、料理やお酒は県内生産のものを中心に扱い、地元の生産者や商店を応援。葉山の間伐竹を内装に使用したり、耕作放棄地となっている畑を再生して自分たちで野菜を育てたりと、地域の環境問題にも積極的に取り組んでいます。

「ごはんだけでも、お酒だけの利用も大歓迎です」と店長の杉田弥生さんが話すように、メニューが充実していて使い勝手がいいのも人気の理由に。魅力的な料理が並ぶ中で、この店らしい創作メニューが「三崎マグロのバッファローウィング」。鶏の手羽を使ったアメリカ料理を、三崎のマグロでアレンジした逸品です。

「マグロの骨付きアゴ肉をBBQソースで絡めた、創業当時から人気メニューです。アゴ肉のほろっとした食感がお肉に似ていて満足感もばっちり。逗子はペスカタリアンも多く、そういった方たちにも評判です」


カジュアルに手で掴んでそのままガブリ。BBQソースが骨まわりのうまみが強いマグロの身によく合っていて、濃厚な味わいながらもチキンよりさっぱりとした口当たりを楽しめます。そのままでも十分おいしいですが、ブルーチーズソースにダイブさせていただくとさらにコクのあるパンチの効いた味わいに。病みつきのおいしさに、食べる手が止まりません!


地産地消の料理とともに店の代名詞となっているのが、タップから注がれるクラフトビール。切り株のデザインがかわいいビールタップから注がれるのは、鎌倉のブルワリー「ヨロッコビール」や茅ヶ崎の「辻ブルーイング」など神奈川のビールが中心。杉田さんの出身地である福島のクラフトビールなど、他県のゲストビールを含め常時6種類を味わえます。

バッファローウィングに合わせて注いでもらったのは、「ヨロッコビール」のダークラガー(ハーフ280ml/800円)。ホップの程よい苦味とナッツやカカオのようなフレーバーが、料理の香ばしさと濃厚な味わいにマッチ。口中をさっぱりと流してくれます。
クラフトビールがウリですが、「実はうちの黒ラベルもめちゃくちゃおすすめ。毎日しっかりとビアサーバーを洗浄しているから、生ビールのおいしさに自信があります」と胸を張る杉田さん。ビール好きの人は両方を飲み比べてみてはいかがでしょうか?


カウンターに並ぶのは、果物やスパイスを使った自家製のリキュール。葉山で摘んできた柚子を使った、黒糖と一緒に漬け込んだ「柚子黒糖サワー」(800円)や、旬の時期には「生搾り柚子ジントニック」(800円)などのメニューも楽しめます。

明るくフレンドリーなスタッフだらけで、一見でもひとりでも入りやすいのも魅力。居酒屋としてもバーとしても通える万能さで、「近所にこんなお店があったら」と地元の人たちが羨ましくなってしまいます。
取材日 2025/12/1
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。




スポット情報
ブルームーン逗子
■住所:神奈川県逗子市逗子5-1-13
■電話番号:046-873-9915
■営業時間:17:00〜23:00
■定休日:水曜
■アクセス:JR逗子駅から徒歩3分
■Instagram:@bluemoonzushi2016