【逗子】山の麓の一軒家カフェで極上の一杯に癒される。「CAFÉ FANDANGO」
2026.04.17
三浦

【逗子】山の麓の一軒家カフェで極上の一杯に癒される。「CAFÉ FANDANGO」

坂井あやの

ライター

坂井あやの

  • #カフェ
  • #グルメ

相模湾や富士山を一望できる絶景スポット、披露山公園の坂にポツンと佇む「CAFÉ FANDANGO(ファンダンゴ)」。青い扉を開けると、コーヒーのいい香りがふわっと漂うインダストリアルな空間が現れます。

キッチンで一杯ずつ丁寧にコーヒーを淹れているのは、店主の山﨑康史さん。もともと都内でアパレル会社とお店を営んでいましたが、子どもが生まれたのを機に逗子に移住してきました。

海と山に囲まれた逗子で
10代からの夢を実現

「東京でアパレル会社をやっていた頃から、いつか海と山に囲まれた町でのんびりとカフェをやりたい……という夢がありました。そのきっかけとなったのが10代の時。新宿の喫茶店で働いていたのですが、コーヒーって同じ豆でも淹れる人やその日の気温でも味が変わるんです。同じ人が同じ豆で淹れても、同じ味にするのが難しい。それがおもしろいなって興味が湧いて、コーヒーにどっぷりとハマりました」

その後、数十年の時を経て温めていた夢を叶えることに。まずこだわったのが、味の要となる豆探しでした。

全国を探し回って出会った
「堀口珈琲」の豆

「色々な豆を全国から仕入れてみたけど、なかなか自分好みの豆が見つからなくて。そんな矢先に展示会で出会ったのが、横浜にロースタリーを構える『堀口珈琲』でした。豆の保存管理や焙煎豆のピッキングなど、とにかく仕事が細かく丁寧で徹底されている。なので、全く雑味がないんです」

豆の次は“淹れ方”。サイフォン、ネルドリップ、ペーパードリップ…スペシャルな豆に合う淹れ方を色々と試したそう。

「一番おいしいのはネルドリップ。でも、ネルドリップは布の管理に手間がとてもかかるんです。うちはコーヒー屋じゃなくてカフェだから、僕ひとりじゃ手が回らないのでペーパードリップで淹れています。お店を回すことを考えなければ、ネルドリップで淹れたいし、場所があれば豆も自分で焼きたいんですけどね」と、はにかむ山﨑さん。

お店には大体4種類ほどの豆が並び、おまかせと伝えれば山﨑さんの好きな豆を挽いて淹れてくれます。

「スマトラマンデリンは高級な豆だけあって、香り高く独特の香りと苦味がおいしい。コロンビアは万能。甘みと苦味のバランスがいいので、どんな豆とも合うからよくブレンドに使われます。個人的にはこの2種類がやっぱり好きですね」

注文すると、Karitaのミルで豆を挽き、ハンドドリップで1杯ずつ丁寧に淹れてくれます。山﨑さんがデザインしたオリジナルのマグカップもおしゃれで、店内ではヴィンテージライクなTシャツも販売しています。

山の麓の穏やかな静けさに包まれながら、コーヒー好きのマスターが淹れてくれる極上の一杯を味わう。そんなゆるやかなコーヒーブレイクを楽しめます。

取材日 2025/10/9

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

店名の「FANDANGO」は、テキサス州のロックバンド「ZZ Top」のアルバム名から拝借。かつて仲間たちと組んでいたバイクチームの名前でもあったとか
坂道の途中に建つ一軒家カフェ。穏やかな空間でおいしいコーヒーを味わえます
ヴィンテージショップも営んでいた山﨑さんがデザインする、Tシャツやアパレルグッズも販売しています
ボリューム満点なランチメニューも地元で評判。オリジナルソースが絶品な「ジンジャーポーク」は人気メニューのひとつです
スポット情報

CAFÉ FANDANGO


■住所:神奈川県逗子市新宿4-15-19
■電話番号:046-854-7263
■営業時間などの情報:11:00〜17:30、土・日曜11:00〜17:00頃まで20:00
■定休日:不定休
■アクセス:JR横須賀線逗子駅から車で5分
■Instagram:https://www.instagram.com/cafefandango.hiroyama/

この記事を書いた人

坂井あやの

ライター

坂井あやの

雑誌やweb媒体で食・酒・旅にまつわる記事を執筆。町場の酒場から星付きレストランまで、おいしい料理とお酒があると聞きつければフットワーク軽く全国へ足を延ばす。ナチュラルワインとサウナと野球が、日々の癒し&楽しみ。

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