【逗子】創業97年の老舗鮮魚店が生んだ本マグロたっぷりの刺身弁当
2026.04.14
三浦

【逗子】創業97年の老舗鮮魚店が生んだ本マグロたっぷりの刺身弁当

奥野大児

ライター

奥野大児

  • #お土産
  • #グルメ

逗子の街で90年以上にわたって地元民の胃袋を支えてきた老舗鮮魚店「魚平商店」。確かな目利きによって仕入れられる旬の魚を求めて地元の人達が通い続けています。

ここで密かに人気を集めているのが、脂がのった本マグロとプリプリの赤海老がたっぷり詰まった「刺身弁当」(1,000円)。

「お弁当に刺身?」という驚きと、確かなコストパフォーマンスを感じられる一品でした。

1000円で贅沢すぎる本マグロ弁当

逗子でおよそ1世紀に渡り鮮魚店を営む「魚平商店(うおへいしょうてん)」。

自慢の魚介を使ったお弁当はどれもボリューム感や素材の良さが際立ち、近隣住民や逗子を訪れる人に大人気です。

中でも「お刺身弁当」(1,000円)は、横浜の市場から仕入れる生の本マグロを存分に味わえるぜいたくな一品。

脂の乗った分厚い切り身を口に含むと、贅沢な気持ちで満たされます。ボリュームでも手を抜かないのが嬉しいポイント。

ピンと伸びた赤海老も、身は柔らかく頭や尻尾のカリっとした歯触りが新鮮さを表しています。エビ好きなら頭・尻尾まで残さず頂けますよ。

これだけの味とボリュームで購入しやすい価格をどうやって両立させているのかが気になります。

美味しくて安い弁当の秘訣は、
市場との信頼関係

昭和3年創業の老舗・魚平商店は、長く鮮魚店・仕出し弁当店として経営されてきました。

しかし、コロナ禍から仕出し弁当の需要が減り、経営の変革が待ったなしとなります。その時にお兄さんが、お店にあった食材でお弁当にして販売したところ大人気に。

2024年に3代目の若女将として実家を盛り上げることになった岩楯さんは、次々にお弁当やアジフライを使ったサンドウィッチを開発しました。

鮮魚店として長く市場と取引を続けているからこそ、「魚平さんだから」と良い素材を安く仕入れることができるのだとか。それが美味しい素材のお弁当を安く提供できる秘密だと岩楯さんは語ります。

「魚平の本マグロを食べたら他で買えません、というお客さんも多いんですよ」

80歳を超える地元常連客が今も足繁く通うのだそうです。

40歳の若女将が挑む、
魚屋の未来と地域のつながり

岩楯さんは歯科衛生士として社会に出て、39歳で家業の魚平商店に戻ってきました。

「東京に住んで美味しいものに出会ったり、綺麗な空間で食事する体験をしたことが、老舗の鮮魚店のサービスとして新しいアイデアを考えられる地盤になっていると思います」と岩楯さんは語ります。

今は、これまでのお客さまを大切にしながら、次の世代のお客さまに美味しい魚を知って頂くことに心を砕いているのだとか。

近隣の美味しいものを集めたイベント「UOHEIマルシェ」や杜氏を招いて魚と日本酒のマリアージュを楽しむ「季節の魚と日本酒を愛でる会」を開催するなど、精力的に新しい魚平ファン作りにまい進しています。

取材日 2025/05/18

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

主役の主張がものすごい「ブリカマ弁当」(1,100円)は週末限定メニュー。カマ独特の脂の乗りがこれ以上なく堪能できます。
「日替わり弁当」(650円)は、大きいエビのフライと焼き鮭が入っていてお得感満載。エビの衣はビックリするほどサクサクで、中のエビのプリプリとした歯触りとの対比が最高です。
「アジフライ弁当」(650円)も人気の一品。アジフライサンドにも使われるアジを楽しめるお得なお弁当です。
スポット情報

有限会社魚平商店

■住所:逗子市新宿2-9-34
■電話番号:046-871-2259
■営業時間などの情報:10:30〜15:30 
■定休日:火・水 年始
■アクセス:JR「逗子駅」から約12分
京浜急行「逗子・葉山駅」から15分
■URL:https://www.instagram.com/flatfish_zushi/

この記事を書いた人

奥野大児

ライター

奥野大児

1971年生まれ。大学卒業後20年ほどシステムエンジニアで会社勤めをした後にフリーライターとして独立。グルメ・IT・旅などのジャンルで、お出かけレポートからインタビュー、調査記事までいろいろ書きます。

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