
1986年に葉山で創業し、40年近く地元に愛される「サンルイ島」。中でも「さくらんぼのクラフティー」は、ぷるんとやわらかな口あたりと、やさしい甘みが特徴の定番ケーキです。
創業者がフランス・パリの名門ホテルで学んだレシピをもとに、今も変わらぬ製法で作られ続けています。
その人気の秘密を、2代目シェフ・遠藤竜太さんに伺いました。
看板商品「さくらんぼの
クラフティー」(486円)とは?

創業から40年近くが経とうとしている葉山の老舗スイーツ店である「サンルイ島」。
人気の「さくらんぼのクラフティー」(486円)は、サンルイ島を語る上ではずせないケーキです。
ひと口ほおばると、カスタードプリンのようなぷるんとした口あたり。懐かしい、優しい甘さが口の中に広がります。
2代目シェフの遠藤竜太(りょうた)さん曰く、「『さくらんぼのクラフティー』は開業時からあるケーキです。創業者の父が1970年代にフランスのホテル『プラザアテネ』で働いていた時、レストランで日替わりデザートとして出していたレシピが元になっています。一般的なクラフティーよりもやわらかいのが特徴です」と、存在の理由を明かしてくれました。
優雅に過ごせる空間が広がる店内

朝6時前からその日のケーキの仕込みを始め、開店の9:30にはショーケースに並びます。
「さくらんぼのクラフティー」は人気商品なので、午後には売り切れてしまう日も。早めの時間に訪れることをおすすめします。

店内にはイートインスペースもあり、高い天井のある開放的な空間で過ごすのもオススメです。

本場フランスで磨いた腕を葉山で

遠藤さんは、78歳になる父・正俊(まさとし)さんとともに、店舗奥の工房でケーキを作っています。サンルイ島が葉山にオープンした時は小学1年生でした。「コックコートを着て働く父の姿を見て、かっこいいと思い、店を継ぐ決心を固めました」と話します。
東京製菓学校を卒業後、正俊さんの朋友・河田勝彦さんの店「オーボンヴュータン」で7年ほど勤めフランスへ。アルザス地方「パティスリー ジャック」、パリ「パティスリー パンドゥシュクル」、パリ「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」を経て、2年後に帰国。
「ていねいな仕事を」という正俊さんの教えを胸に、サンルイ島の味を継承することを第一に考えている遠藤さんですが、自身が担当する「クロワッサン」(302円)には「パティスリー パンドゥシュクル」の焦がしバターを使うレシピを採用しています。とても香ばしく、翌朝でもパリパリ食感が楽しめます。
スイーツだけでなくベーカリーも充実したサンルイ島。伝統の味を確かめてみることをおすすめします。

取材日 2025/05/19
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。




スポット情報
サンルイ島 葉山本店
■住所:神奈川県三浦郡葉山町一色685-4
■電話番号:046-875-8715
■営業時間などの情報:9:30~19:00
■定休日:水曜
■アクセス:
京浜急行バス「一色住宅」から徒歩1分
■URL:https://www.iledesaintlouis.com/