【逗子】余計なものは入れない。都井隆輝さんが丁寧に焼く“昔ながらのクロワッサン”Oven’s
2026.04.01
三浦

【逗子】余計なものは入れない。都井隆輝さんが丁寧に焼く“昔ながらのクロワッサン”Oven’s

ふくだりょうこ

ライター

ふくだりょうこ

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  • #グルメ

逗子の住宅街に佇むベーカリー「Oven‘s(オーブンズ)」。

朝8時の開店から地元の人がひっきりなしに訪れる老舗パン屋さんです。オーナーの都井隆輝さんは、「安心して召し上がって頂ける美味しいパンを」と、つくり続けてきた経歴50年の職人です。

小麦本来の香りや味を引き出す製法にこだわり、上質な粉や材料を使い、余計なものは一切いれず、じっくりと発酵させ焼き上げています。

昔ながらクロワッサンを
サクサクッ、と。

お店の中に一歩入ると芳醇な香りが鼻孔をくすぐります。

Oven‘s(オーブンズ)のパンはシンプルな製法を採用。それがよく分かるのがクロワッサンです。

昔ながらの軽くサクサクとした食感と口にいれるとハラハラと崩れるような繊細さと、

バターの香り、そして軽い塩味が特徴です。

「パリに住んでいたというお客さんが『昔を思い出す味ね』って言ってくださるんですよ」と奥様の都井絹子さん。なんでも50年前、最初に修行した北九州のパン屋さんでフランス人の職人さんから教わったレシピだそうです。

オーナーの都井隆輝さんは、20代前半のころに間近で見たフランス人の職人さんの、働く姿に感銘を受け、50年近く経った今も、その経験がベースとなっていると語ります。

「クロワッサン」(240円)をいただいてみると、サクサクとした生地が唇や歯で感じることができます。

「ブラムリーアップルロールパン」(330円)は、長野県の小布施町から取り寄せたイギリス原種のクッキングアップルである「ブラムリーアップル」を使用。酸味が強く、濃いりんごの味がパン生地とともに感じられ爽やかなお味です。

落ち着いたガーデンも必見

逗子駅から北西方面に歩いて10分ほどのところにあるオーブンズ。住宅街の中にあるので見つけられるかと少し不安になってしまいそうですが、大丈夫。

東京のイギリス人のガーデナーのマーク・チャップマンさんが手がけたという素敵な植栽と、白と茶色のコントラストの建物が目を惹きます。

店内にはパンのほか、スロヴェニアの蜂蜜やスリランカのセイロン紅茶や小布施のジャムも取り扱っており、パンのお供に一緒に購入するのも良さそうです。

シンプルに。そして丁寧に。

隆輝さんに、オーブンズのパンのこだわりについてお聞きすると「これまでの修行時代に親方や先輩の職人さんから教わった技術や姿勢を忠実に守り、生き物のようなパン生地と毎日向き合い、丁寧に淡々と仕事をすることです。」とおっしゃいます。

余計なことはしない、入れない。それをモットーに作られているパンは、素材と温かみが感じられる、そして地元の人たちに愛されるパンとして存在し続けています。

取材日 2025/9/30

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

ハード系のパンも人気で、あっという間に商品棚から無くなっていきます。
「食パン6枚切り」(440円)は逗子の食卓を支えるスタンダードな味。
近所の方が取り扱っているという蜂蜜や紅茶たちも販売されています。
スポット情報

Oven’s(オーブンズ)

■住所:神奈川県逗子市久木3-11-2
■電話番号:046-872-1352
■営業時間などの情報:8:00〜18:00 売り切れ次第閉店
■定休日:水・木曜日(時々臨時休業あり)Instagramでチェックを!
■アクセス:JR「逗子駅」から10分
■URL:https://ovens.main.jp/

この記事を書いた人

ふくだりょうこ

ライター

ふくだりょうこ

大阪府出身、神奈川県の盆地住まいのライター。ゲームシナリオのほか、インタビュー、エッセイ、コラム記事などを執筆。読書とカメラ、うさぎが好き。

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