【葉山】磯の旨味が凝縮。森戸海岸のVAMONOSで味わう本格イカ墨パエリア
2026.04.05
三浦

【葉山】磯の旨味が凝縮。森戸海岸のVAMONOSで味わう本格イカ墨パエリア

奥野大児

ライター

奥野大児

森戸海岸で手軽にスペイン料理を味わえる「Restaurant & Bar VAMONOS」。

霜田(しもだ)亮太さんが作る料理はバラエティ豊かです。

初めてのお客さんが迷わず食べられる定番メニューから、常連のお客さんがいつまでも飽きの来ない日替わりメニューまで用意されています。」

定番メニューのオススメとして「イカ墨のパエリア」(3,900円・1~2人前)をいただきました。

海の香りが心地よい
「イカ墨のパエリア」
(3,900円・1~2人前)

パエリア鍋に盛られたアサリ・ムール貝と、黒いご飯の中心に鎮座するオーブンでグリルされたイカ。磯の香りと塩気が交わり、そこに貝の旨味がブレンドされる美味しいパエリアです。

ご飯は程よく固めで、鍋底にあるカリカリのソカラ(おこげ)も合わせて堪能できます。霜田さんはご飯に大きなこだわりを持っています。

「パエリアはご飯をドライに仕上げるんですが、コシヒカリを使ったら合わなくて。僕は独自に『ご飯のアルデンテ』などと表現しているんですが、最もご飯のアルデンテに合うお米は山形の『はえぬき』でした」

霜田さんは三浦の地野菜や魚介も使い、食材には強いこだわりを持っています。三浦野菜や地魚を仕入れるときは、三浦半島を時には4〜5時間かけて探し回るのだとか。

イカスミのパエリアは、赤ワインも白ワインも合うそう。注文時に相談すれば、20種類近いワインから選んでもらえます。価格は時価で、グラスワインで700円からあります。

この日頂いたワインは「ラ・プランタ」でした。果実感・スパイス感に優れた赤ワインです。

アクティビティと食の
マリアージュを作りたい

霜田さんは、飲食を始める前はアウトドア関連企業の経営陣として釣り部門を中心に統括していました。退職の後、2015年にVAMONOSを横浜・関内で創業した後、2019年に葉山へ移転、葉山内外の人々にスペイン料理を提供しています。

経営時代の経験も活かし、霜田さんはVAMONOSを始めたあと、一色海岸に「MAR Y CIELO Boathouse & Outdoor Station」(マリシエロ)というクラブハウス&カヤック艇庫を開業します。

マリシエロの2階はレンタルスペースがあり、ここでヨガのレッスンをした方々がVAMONOSで食事を楽しむことも。

「いずれはカヤック教室をやろうと思っているんですよ。シーカヤックは釣りもできるので、釣った魚をVAMONOSに持ち込んで食べるのもいいですね」

すでに、釣り船を出してお客さんと釣りを楽しみ、釣った魚を料理して食事するイベントは実施済み。アクティビティとグルメを組み合わせた葉山体験を次々に提供しています。

地元の人々
来ていただける店作りを

こうした体験を、地元・葉山の方々に楽しんでいただきたいという霜田さん。

「葉山には大きな市場がないので、ここに住んでいる人が意外と地元食材を食べていないと思うんです。VAMONOSでぜひ地元の食材を楽しんでほしいですね」

温かいお店の雰囲気がVAMONOSの特徴ですが、

「うちにはファミリーのお客様もカウンターで1人で飲まれる方もいますが、味にこだわりがある人が多いかもしれません」と語る穏やかな霜田さんのファンも多いと確信しました。

この日は手作りからすみの漬け込み中でした。どんな味になるか楽しみです。味だけでなく体験も楽しめるVAMONOS、奥深いレストランバーです。

取材日 2025/10/28

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

左から「新サンマのコンフィ」(950円)、「白ナスのプランチャ ロメスコソースで。」(800円)、「豚肩ロースのソルサ(スパイス焼)」(1,300円)。すべて日替わりメニューです。
 日替わりメニューに合わせた白ワイン「アル・アルバ」(5,900円)。「ドライで立ち上がりがしっかり」と霜田さん。
入り口近くのテーブル席は、霜田さんが樽に着色し天板を付けた手作り品。
日替わりメニューが多いのは、地元の方が何度来ても飽きないようにだとか。
スポット情報

VAMONOS(バモノス)

▪️住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内1003-3
▪️電話番号:046-804-4962
▪️営業時間などの情報:ランチ12:00〜15:00(平日は要予約)ディナー17:30〜23:00
▪️定休日:月曜日
▪️アクセス:JR「逗子駅」または京急「逗子・葉山駅」から約15分 バス停「森戸海岸」1分
▪️URL:https://www.instagram.com/hayama.vamonos

この記事を書いた人

奥野大児

ライター

奥野大児

1971年生まれ。大学卒業後20年ほどシステムエンジニアで会社勤めをした後にフリーライターとして独立。グルメ・IT・旅などのジャンルで、お出かけレポートからインタビュー、調査記事までいろいろ書きます。

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