葉山の海を連想させる名前が印象的な「ブリュースターズヨットクラブ 葉山ブリューイング(Brewstars Yacht Club)」。フレッシュで個性豊かなクラフトビールを醸造するブルワリーに併設されたお店です。カウンターの奥に並ぶビールを注ぐタップやメニューボードが、訪れる人の心をわくわくさせます。
人気を集めているのが、6種類のクラフトビールから3種を選べる「Beer Flight 飲み比べセット(1,500円税込)」。個性豊かな味わいを一度に楽しめ、自分好みの一杯に出会えると評判です。


醸造家・菊池さんの原点は
ドイツの“クナイペ?”
店主で醸造家の菊池文武さんは都内出身で、かつては商社を経営していました。ドイツ出張で出会ったのは、人々が集い笑顔を交わす“クナイペ”という大衆居酒屋文化。初対面の人も受け入れる温かな雰囲気に惹かれ、「日本でもこんな場を」と一念発起しました。
その後、都内や長野のブルワリーで修業を重ね、2022年に葉山で開業。葉山は学生時代にヨット合宿をした思い出の地であり、「チャレンジの原点」でもあったそうです。


ここでしか飲めない特別な味。
3種飲み比べの贅沢さ!
常時6種類前後のビールが揃い、ドイツ系の飲みやすいスタイルや、ピンクグァバを使った葉山らしいトロピカルな一杯、抹茶や山椒・地元柚子を取り入れた限定品など多彩。程よいグラスサイズで幅広い風味を飲み比べできます。
当初は麦汁をろ過する糖化工程などで苦労しましたが、改良を重ね濾過精度を高めてきました。それらの成果は、開業翌年から「ジャパングレートビアアワード」で金賞・銀賞を連続受賞。国際大会のインターナショナルビアカップでは、ドイツ伝統のメルツェンスタイル部門で2位に輝くなど、確かな実力として高く評価されています。


個性を堪能できる3杯の印象
メニューの発想は「ローカルビールらしさ」。葉山で人気のトレイルラン後や、地元客が集いゆったり過ごす場にふさわしいビールを考えているといいます。
定番の「スナイプハイクアウト」はドイツ・ケルシュスタイルで、軽快な飲み口が魅力。ピンクグァバを使った「470 Tack & Tack Guava Hazy Ale」は甘みとホップの苦味の調和が絶妙で、即完売する人気商品です。「Starboard Pale Ale」は柑橘を思わせるホップの華やかさをダイレクトに楽しめるアメリカンペールエール。



それぞれの個性が際立ち、飲み比べの面白さを実感できる一方、常連客にも愛される理由がわかります。

葉山でしか味わえない体験を
菊池さんが大切にするのは「この場所でしか飲めないビール」。画一的な量産はせず、地元のレストランやホテルで「Brewstars Yacht Club」の瓶ビールと出会えるほか、タップルームでは缶に詰めてテイクアウトも可能です。
葉山の海や山を楽しんだ後、地元の人と語らいながら一杯を味わう――そんな豊かな時間がここにはあります。わざわざ訪れる価値のあるブルワリーです。


取材日 2025/08/30
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。



大和豚の特大ソーセージを使った「チリコンカンホットドッグ(935円税込)」もビール片手に楽しめる人気の一皿。


スポット情報
ブリュースターズヨットクラブ 葉山ブリューイング (Brewstars Yacht Club)
■住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内2038-10
■電話番号:046-854-9846
■定休日:基本 月火水(インスタ確認)
■営業時間:基本 土日祝 12:00〜21:00 木 17:00-21:00 /木金 13:00〜18:00 (1F take outのみ)
■アクセス:JR逗子駅又は京急逗子・葉山駅から京急バスで約15分「葉山小学校前」下車
■URL:https://brewstars.co.jp/
■Instagram:https://www.instagram.com/brewstars_yacht_club/