山のふもとに佇む
“天然酵母のベーカリー”
葉山の山あい、静かな住宅地に佇む「earth7716factory」。リノベされた工房からは、自家培養ルヴァン種や酒種を使った、焼きたてパンの香ばしい匂いが漂います。
人気のハード系カンパーニュ(大1,200円税込/普通600円税込)は、香り高く、噛むほどに旨味が広がる逸品。海外の著名人にも愛される近隣リゾートホテルでも提供され、地元でも愛されるパンです。


管理栄養士の知見から生まれた
「カラダ想いのパン」
パンを手がけるチエさん(太田千恵さん)は管理栄養士。「体に本当にいいパンを届けたい」と、自らライ麦と水だけで酵母を育て、素材の力を引き出したパンを焼いています。

天然酵母のパンは、イーストパンに比べてグルテンが分解され、消化に優れています。発酵の力によってビタミンやミネラルなどの栄養価も向上。
さらに、発酵過程で生成される乳酸菌や酵母菌が腸内環境を整えると。チエさんの言葉から、その想いが伝わってきます。
地元評判店との関係から生まれた、
そば粉パンのストーリー
新たに仲間入りした「そば粉と小麦胚芽入りカンパーニュ(ホール2,200円税込/ ハーフ1,100円税込)」は、オーガニックのそば粉、小麦胚芽、全粒粉を使った新作。そばの風味、もっちり食感、まろやかな酸味が絶妙です。
そのままはもちろん、チーズや生ハム、レバーペーストと合わせても相性抜群です。


きっかけは、葉山の人気蕎麦店から「そば粉を使ったバゲットを」という依頼があったこと。蕎麦懐石に添えられたことで話題になり、その声に応えて2025年4月にカンパーニュとして商品化されました。
食と自然と人をつなぐ、
「earth7716factory」の原点
パン作りを始めたのは、特定保健指導員として人の健康を支える中で「もっとできることがある」と感じたことから始まりました。
お店を共同経営するサチさん(杉妻幸枝さん)は、自然と人をつなぐ活動をしていた方。彼女との出会いを機に、鎌倉で援農や、葉山のシェアキッチンでパン作りをしたりといった経験を経ながら、2019年に青空販売をスタートしました。
ふたりともパン作りの経験はなく、なんとチエさんは海外のインスタグラムなどを通して天然酵母やパン作りを学び、何度も失敗を繰り返しながら現在の味にたどり着いたのだそうです。

店舗は当初、パン工房として探した古民家。自然に囲まれたこの場所を見たとき、「ここなら良い酵母が育つ」と確信したといいます。


今では予約で完売することも多く、遠方から訪れるファンも多数。葉山を訪れたら、ぜひ立ち寄りたいベーカリーです。「カラダの役に立つパン」が、きっとあなたの暮らしにもやさしく寄り添ってくれるはずです。
取材日 2025/04/10
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。






スポット情報
earth7716factory
■住所:神奈川県三浦郡葉山町長柄1032-3
■営業時間:水・木・金 11:00〜16:00 (sacri予約渡し〜18:00)
土 11:00〜16:00
■アクセス:横浜横須賀道路 逗子ICより逗葉新道利用 車で約7分
■公共交通機関:JR横須賀線「逗子」駅前よりバスにて「川久保」で下車徒歩約500m
■駐車場:8台
■URL:https://earth7716factory.net/
■Instagram:https://www.instagram.com/earth_7716/