体にやさしく、毎日食べたいパン
葉山の閑静な住宅街に佇む「earth7716factory」には、全粒粉やライ麦を使い、自家製天然酵母で発酵させたハード系パンが並びます。特に目を引くのは、パン専門店でも珍しいライ麦100%のパンなど、種類豊富なライ麦パンです。
お店を営むのは、接客から調理などトータルにこなすサチさん(杉妻幸枝さん)と、管理栄養士でベーカーのチエさん(太田千恵さん)。パン一つひとつに、二人のやさしい想いが込められています。


カラダの役に立つ「ライ麦パン」
ナッツのような香ばしさとやさしい酸味が特徴のライ麦パンは、自家製天然酵母でじっくり発酵させています。食物繊維やビタミンB群が豊富で、腸内環境を整える力も抜群。グルテンが少なく、しっかりとした食感も魅力です。

ライ麦100%の生地にオーガニックひまわりなどの種が入った「ライ麦100(1/3cut 550円税込)」や「コミスプロート(1/3cut 550円税込)」B-bread20(684円税込)など、豊富なライ麦パンが揃います。
レバーパテやクリームチーズ、ハチミツなどを塗って食べるのもおすすめ。サチさんをはじめ、スタッフの皆さんが食べ方を提案してくれるので、初めてでも安心です。シンプルにオリーブオイルをつけいただきましたが、素材のやさしい酸味とよく調和していました。


トングがない理由
このお店には、トングでパンを選ぶセルフ式のスタイルはありません。「黙って取って、レジへ行くのは私たちの考えるパン屋のかたちではない」と語るサチさん。

駆け出しの青空販売の頃から、パン作りのこだわりや栄養のこと、食べ方などを丁寧に伝えてきました。共感してくれたり、体調が良くなったと感じて通ってくれるお客様がいることが、今もとても嬉しいそうです。
「どんな味?」「どんな食事に合う?」と会話が自然に生まれ、お客様の食事や暮らしに合わせてパンを提案する時間を大切にするワケがここにあるようです。
地球にもやさしく
ライ麦は人にやさしいだけでなく、環境への負荷も少ない作物。深く根を張って土壌を整え、土地を豊かにしてくれるのだそうです。二人がライ麦を大切にするのは、自然との共生を大切にしているから。スタッフのTシャツに描かれたライ麦のイラストにも、その想いが込められています。

食品ロスゼロを実現する、
あたたかな工夫
完売が多い人気店ですが、「食品は絶対に無駄にしたくない」とサチさん。売れ残りそうな日は、インスタライブで呼びかけると、常連さんがチェックして買いに来てくれるそうです。
また、パンでは使えなくなった生地は、地元のクラフトビール醸造所で、ビールの発酵に使う「でんぷんや糖」として再利用。最後までパンに関わるすべてを大切にする、その姿勢が心に残ります。

取材日 2025/04/10
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。



予約必須です


スポット情報
earth7716factory
■住所:神奈川県三浦郡葉山町長柄1032-3
■営業時間:水・木・金 11:00〜16:00 (sacri予約渡し〜18:00)
土 11:00〜16:00
■アクセス:横浜横須賀道路 逗子ICより逗葉新道利用 車で約7分
■公共交通機関:JR横須賀線「逗子」駅前よりバスにて「川久保」で下車徒歩約500m
■駐車場:8台
■URL:https://earth7716factory.net/
■Instagram:https://www.instagram.com/earth_7716/