噛んだ瞬間サクッと軽やかな歯切れ。ふわっと広がる小麦の香りとオリーブオイルの風味。
葉山「Moto Pain(モトパン)」の「チャバタサンド」(648円税込)と「クッペ アンチョビバター」(351円税込)は、それぞれの生地の特性を生かした惣菜パンです。
開店からわずか40分で売り切れることもある人気ぶりで、地元客はもちろん遠方から訪れる人も少なくありません。


生地の歯切れが引き立てる
「チャバタサンド」
店主の根本拓也さんは福島県出身。都内のナポリピッツァ店で7年、京都の名店「たま木亭」で10年修行を積みました。スッと溶ける食感や口溶けの良さを伝えたいと、2025年6月にテイクアウト専門のパン店をオープン。奥さまの智美さんと二人三脚で営んでいます。

人気の「チャバタサンド」は、イタリアの伝統的なパン・チャバタを使用。修行時代から研究を重ねた、小麦粉と水分を強く結びつける「水和」の技術にこだわることで、外皮は薄くパリッと、中はふわっとした歯切れの良い生地に仕上げています。美味しさと食べやすさを兼ね備えた一品です。



厚切りベーコンはブロックで仕入れ、一枚ずつ手切り。噛み応えとジューシーさを追求し、パンとの相性が最も引き立つ厚みに仕上げています。ベーコンの旨み、肉厚トマト、新鮮レタスのシャキシャキ感、レモンを使った自家製マヨネーズの爽やかさが絶妙に調和。
食べ終える頃には、しっかりとした満足感が残ります。チャバタ単品でも販売され、お好みの具材を挟んで楽しむ人も多いようです。

バターがあふれる
「クッペ アンチョビバター」
一方、「クッペ アンチョビバター」は、看板バゲットと同じ自家製発酵種を使ったフランスパン生地。外は香ばしく、中はしっとりとした食感で、歯切れの良いチャバタサンドとは一味違い、噛むほどに旨みを感じます。


ニンニクを丁寧に煮込み、厳選したアンチョビとバターを合わせた自家製ペーストは、口に入れた瞬間ジュワッと広がり、塩気とコクが後を引きます。リベイクすれば香ばしさが増し、外皮のクラスト部の歯応えとバターが染みた中のクラム部のコントラストが楽しめます。


わざわざ訪れたい、夫婦のパン店
根本さん夫婦は"たま木亭”で学んだ「第一にお客さまのことを考える」という姿勢を大切にしています。
常連客も多く、「前回食べて忘れられずに来た」という声が聞かれます。葉山の静かな住宅街で、夫婦が心を込めて提供するパンは、わざわざ訪れる価値があります。

取材日 2025/08/06
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。





スポット情報
Moto Pain(モトパン)
■住所:神奈川県三浦郡葉山町一色925-3
■定休日:月曜日•火曜日 (インスタ確認)
■営業時間:09:00 - 17:00
■アクセス:逗葉新道 出口から車で約11分
■URL:https://www.instagram.com/motopain_hayama/