【逗子・葉山】忙しい日も、ちゃんとごはん。逗子キッチンがつくる家庭料理 
2026.09.11
三浦

【逗子・葉山】忙しい日も、ちゃんとごはん。逗子キッチンがつくる家庭料理 

小笠原晴菜

ライター

小笠原晴菜

  • #グルメ

京急逗子線「逗子・葉山駅」から徒歩5分。逗子のまちで、日々の食事を支えている定食屋「逗子キッチン」。毎日の食卓のような、玄米や野菜を取り入れた、毎日の食事に寄り添う家庭料理を提供しています。
今回は店主の吉田雄司さんとスタッフの高橋さんに、地域に寄り添う逗子キッチンの魅力を伺いました。

店づくりの原点

明るく開放感のある店内に、温もりを感じる木のテーブル

2017年、「医療をもっと身近に」を掲げる地域密着型の医療法人「メディスタイル」の理事長の発案で、逗子キッチンは誕生しました。「誰もが元気に、おいしく食べられる毎日を届けたい」。そんな想いから生まれた、バランスのよい家庭料理と温かな空間は、忙しい日にも「ちゃんとごはん」を支える存在です。

「家の台所」のような場所を目指して

イラストレーター宇田川新聞氏により描き下ろされた、イメージキャラクターの「ごはんちゃん」

店名は、「家の台所のように、いつでも気軽に頼ってほしい」という願いから名付けられました。仕事で忙しかったり、家事や育児などに追われたりして、料理をする余裕がない日に。「休みたいときは休んで。おいしいご飯を用意して待っています」と、吉田さんは温かく話します。

子どもが楽しめるグッズも用意されています。

吉田さんによると、利用客は女性が約7割、男性が約3割。一人での食事から、ママ会、仕事仲間、家族連れまで、逗子で生活する人々の日常の食卓として親しまれています。

20個貯めると1,000円券になるポイントカードも好評。「たくさん貯めたカードを見せてもらうと、私が勤務していない時間にも来てくれているんだと胸が熱くなります」と高橋さん。

大切に保管されているメッセージ

逗子キッチンを訪れるお客さんは、食を楽しみ、満足そうに帰っていきます。吉田さんによると、食に丁寧に向き合い、「きちんと食べたい」という想いを持つ人が多いそうです。

バランスのよい家庭料理に込められた
細やかな心配り

玄米や食材の大きさなど、細部までこだわっている逗子キッチンの定食(写真提供:逗子キッチン)

玄米や野菜を取り入れた、バランスのよい家庭料理。食材をあえて大きめにカットするなど、食事を楽しみながら噛む回数が自然と増え、食事の満足感にもつながるよう工夫されています。

スタッフ人気の高い「鶏と季節野菜の黒酢あん定食(税込1,500円)」を調理中(写真提供:逗子キッチン)

メニューは吉田さんが考案していますが、スタッフみんなで「このメニューもおいしかった」「あの時の料理も最高だった」と笑顔で思い出を語る姿からは、一品一品への愛情が伝わってきます。

逗子キッチンが大切にしているのは、味だけではありません。「相模湾お刺身定食」の菊やあしらい、「本日のお魚定食」のはじかみなど、食べる人によっては残されてしまうものも、彩りや季節感のために添えています。コストよりも、料理を見た瞬間の「わぁ、おいしそう!」という気持ちを大切にしているのです。

「できることは手を抜かず、目いっぱいやりたい」。そんな店長のおもてなしの心が、逗子キッチンの料理をより特別なものにしています。

今や看板メニュー。
水曜日限定「ご褒美 発酵プレート」

ご褒美発酵プレート(税込1,500円)(写真提供:逗子キッチン)

逗子キッチンのある逗子銀座商店街は水曜定休のお店が多く、客足が落ちやすい傾向があります。「ならば水曜限定のメニューを」と、オープンから2年が経った頃に生まれたのが「ご褒美発酵プレート」。味噌や醤油など日本の発酵食に着目し、「日本食そのものが発酵食なのでは?」という発想から誕生しました。玄米や野菜をたっぷり使い、塩分は控えめに、季節に合わせて味わいを調整しています。女性を中心に幅広い世代に選ばれているそうです。

水曜日限定なのは、丁寧な仕込みを大切にしているため。1日の提供数が30〜35食ほどに限られてしまうので、このプレートを食べるために開店前から並ぶ人も。2週間に一度メニューが替わり、訪れるたび新しい味を楽しめます。 

人気メニューが帰ってくる!
金曜日の復活メニュー

ピーマンの肉詰め定食(税込1,300円)(写真提供:逗子キッチン)

金曜日は、過去に好評だったメニューが登場する「復活メニュー」の日。リクエストから再登場することもあり、「麻婆豆腐定食」や「ピーマンの肉詰め定食」は特に人気だそうです。 

麻婆豆腐定食(税込1,300円)(写真提供:逗子キッチン) 

逗子キッチンの味をもっと身近に

現在は、逗子メディスタイルクリニックの栄養士と連携し、半年以内の商品化を目指してメニュー開発を進めています。肌を意識したメニューなども検討しているそうです。

また、料理をより身近に楽しんでもらうため「逗子キッチンデリ」も立ち上げました。丁寧に作ってきた家庭料理をお弁当という形でも届けながら、将来的にはより多くの人に届ける展開も視野に入れています。

まずは一食から
バランスのよい食事を

(左)吉田さん(右)高橋さん

「毎日の食事を、無理なく、楽しみながら。まずは一食から、バランスを整えてみてはいかがでしょうか」と吉田さん。逗子キッチンの料理には、忙しい日にも「ちゃんと食べる」を支えたいという思いが込められていました。

スポット情報

逗子キッチン

■住所:〒249-0006 神奈川県逗子市逗子2-6-31 文章堂ビル4F
■電話番号:046-874-5188
■営業時間:11:00~15:00(L.O.14:15)/17:00~21:00(L.O.20:15)
■定休日:日曜日
■アクセス:京急逗子線「逗子・葉山駅」徒歩5分
■Instagram:https://www.instagram.com/zushigohan/

取材日 2026年7月24日

※本記事に掲載されている情報は取材当時のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、お出かけの際は事前にご確認ください。

この記事を書いた人

小笠原晴菜

ライター

小笠原晴菜

北海道出身、横浜市在住のフリーライター。Google検索TOP獲得経験あり。人・街・歴史を訪ねる取材と、グルメ取材が好きです。湘南・横浜のママ向けフリーマガジンやWebマガジンを中心に執筆。3児のママ&サッカーママ。

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