久里浜でみつけた 胃腸も心も元気になる腸活キムチ
京急久里浜駅から徒歩3分のところにある、腸食キムチ工房ととのい。腸に良いとされる発酵食品を取り入れた発酵和食ごはんと腸活キムチのお店です。腸活キムチは、店長である西村さつきさんが、幼少期からの心身の不調を食生活の改善で乗り越えた経験をもとに作られています。
腸活でハッピーの伝染
「いつもより胃腸に優しい選択で、いつもよりもっとhappyな日々を送っていただけますように」という想いを込めて作られている腸活キムチ。
腸活キムチの生みの親である西村さんは、自身の食生活や腸活にスポットをあて、2020年に逗子へ移住し、自然と調和した暮らしをスタート。
2021年に、より仕事に集中するために横須賀の山と畑の横、津久井浜に移住。
2022年からは腸活セミナーや出張料理人として久里浜を拠点に全国へ活動を広げました。やがて、「腸活キムチを販売してほしい!」という声に応える形で、2024年に久里浜に実店舗をオープンしました。
受け入れてくれた久里浜に恩返しをしていきたい
横須賀の自然に癒され、横須賀の人に助けられて今の自分がいる。自分自身が元気になった腸活で、まずはこの近くから元気になってもらいたい!」座間出身で拠点を変えながら暮らしていた西村さんは、そんな思いから、久里浜を拠点に。クラウドファンディングでは全国から応援が集まり、地域に根差したお店としてスタートを切りました。
こだわり抜いて開発したキムチ
以前、西村さんは9年にわたってうつ病を患っていましたが「元気になりたい、自分を変えたい」と覚悟を決めて食生活を見直すことに腸活を生活の主軸とし、発酵食品への学びを深めていったのだそう。
発酵の師匠からキムチ作りを学び、オリジナルキムチ作りに没頭した結果、2023年に腸活に重きをおいた「腸活キムチ」が誕生しました。
腸活キムチは、化学調味料・白砂糖不使用、たっぷりの国産麹と旬の野菜やりんごなどを使い日本人の体に合うように作られています。一般的なキムチに入っているイカ・アミエビを使用しないので、甲殻類アレルギーの方でも安心。
唐辛子やにんにくは控えめで、胃腸への負担を減らした優しい味わいです。
幼少期から心身のバランスが崩れていたという西村さん。「小さい頃から胃腸を大切にし、腸内環境を整えてほしい。おうちの食卓で家族みんなで同じものを食べてほしい」という想いから、このような味付けにしているのだそうです。
この他に、胃腸の弱い方向けに唐辛子不使用の甘口キムチも販売されています。
腸活キムチづくり教室
子どもは無料で参加できるキムチ作り教室では、腸活を楽しく学べる場を提供。今後は医療従事者や向き合う方々へのサポートにも力を入れていく予定です。
今回、私は甘口と辛口の腸活キムチを試食。これまでのキムチとはまったく違うのに、違和感なく、むしろ旨味とコクに驚かされました。キムチといえば辛さを味わうものと思っていましたが、自分の中でのキムチの概念が覆された瞬間でした。
腸活と聞くと「食事制限があり、難しい」という印象を持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。腸食工房ととのいは、そんな印象を吹き飛ばしてくれます。
心と体を整える第一歩として、腸食キムチ工房ととのいを訪れてみてはいかがでしょうか。
【店舗情報】
腸食キムチ工房ととのい
住所:横須賀市久里浜4丁目8-12 ダイナリビル3階
営業時間:水・木・金 11:30-18:00/土 9:00-15:00
Weavee地域ライター/山岸礼佳