小型レンタルモバイル特集
三浦半島で、まだ見たことがない景色を探す旅へ
起伏が多かったり、突然せまい道が出てきたりする三浦半島を移動するには、小回りが効くモビリティーがあると便利。
現在、個人でレンタルできる乗り物は、電動アシスト自転車「みうらレンタサイクル」と1人乗り超小型BEVカー「my-mo(ミューモ)」、それから電動キックボード「SEA-Board」の3つ。
今回は、車ではたどり着けないような三浦半島の秘境の地や絶景を巡る、アクティブな乗り物デートコースを3つご紹介します。
Course .1
Electric Bicycleで、絶壁に立つ灯台へ
「みうらレンタサイクル」の電動アシスト自転車は3段ギア付き。起伏があったり細い農道が続いたりする三浦半島では、移動の負担が少ないのでオススメです。例えば、三浦半島の南東端に位置する景勝地・剱崎(つるぎざき)へは、三浦大根やスイカ畑が広がるせまい農道を進むのだけど、ここは車で行くには運転上級者じゃないとなかなか行けないエリア。
「登り坂と下り坂をギアチェンジしながら電動自転車でスイスイ〜♪視界の横に広がるのは透明な太平洋!」
新緑のトンネルを抜けると、高台にある剱埼灯台が現れます。
剱崎は三浦市景勝50選に選ばれるほど、岩礁に囲まれた岬の景観が美しいスポットです。帰り道、灯台脇に自転車を止めて、海辺まで下りてカニや魚を探してみるのも楽しいかも
「左右に畑が広がる農道のサイクリングは、開放的で気持ちイイ!」
「灯台の駐車場は、猫のお昼寝スポットみたい」
❶3段ギア付き
電動アシスト自転車
■お問い合わせ/三浦市観光協会 TEL.046-888-0588ほか
■営業時間/9:00~17:00ほか
■利用料金/3時間利用900円、1日利用1,600円 (延長料金1時間ごとに300円、乗り捨て料金別途500円)※WEBでの予約は1日利用のみ、みさきまぐろきっぷ「三浦・三崎おもひで券」での土曜・休日利用は3時間のみ
Course .2
Lunch & Break Timeは「毘沙門茶屋」へ!
昭和レトロな店内で、囲炉裏(いろり)で焼いた焼魚定食を。
毘沙門湾の目の前にある「毘沙門茶屋」では、話し好きの店主がお出迎え。囲炉裏で焼いて桜の木で燻したアジの焼魚定食は、煮物、お漬物がついて1,000円。店主から、磯遊びができるスポットや、釣り人の間では有名な盗人(ぬすっと)狩りへの行き方を教えてもらってもいいかも。
【DATA】
住所/三浦市南下浦町毘沙門1306
TEL/046-882-1022
営業時間/11:00~16:00
定休日/平日(営業日は土・日・祝日のみ)
Course .3
Kickboardで夕日をめざせ!
公道を走行する電動キックボード「SEA-Board」は、最高時速19km。操作は簡単で、両手でしっかりとハンドルを握り、利き足を軸に大きく一歩、地面を蹴り込みます。同時に、右手親指あたりに付いているアクセルを指で押し込むと前進!
三浦半島の南端に立つ大きな2基の風車がシンボルの宮川公園周辺は、畑の中の台地を駆け抜けるアップダウンが激しい道。「キックボードを乗りこなして進めば、雄大な景色を独り占めした気分」
「パシャリ!風車をバックに記念撮影。想像以上にスピードが出て楽しい!」
日が沈む直前に急いでやってきたのは、リアス式特有の水面が穏やかな油壺湾。
静かな海の入り江には、たくさんのヨットが停泊中。到着してまもなく、空と海がピンク色に染まります。「天気によって空の色が違って見えるという三浦半島の夕日に包まれて。まるで映画のラストシーンのような光景は、デートの締めくくりにぴったり♪」
❸ 電動キックボード
「SEA-Board」
■お問い合わせ/SEA-Boardお問い合わせ窓口TEL.0120-605-430
■営業時間/9:00~18:00(4〜10月)、9:00~17:00(11〜3月)※悪天候時は休止
■利用料金/30分ごとに500円(専用アプリ「Segway Pass」に登録したクレジットカード決済のみ ※18歳で原付き免許が必要
■ポート情報/三崎口駅前、三浦海岸駅前ほか、乗り捨て専用、一時停車専用ステーションあり※範囲の外では、自動的に電源が切れるのでご注意ください
※走行中はヘルメットの着用が必須です
※車道走行です。歩道、自転車専用道の走行はできません
※お酒を飲んでの利用は絶対にやめましょう
自分に合う乗り物とコースを組み合わせて、乗り物天国・三浦半島へ行こう!
おさらいMAP
※マップ内には、①電動アシスト自転車②電動キックボードのレンタルポートを記載しています。
※この記事は、京急電鉄が発行している広報誌「MIULIKE vol.18」と連動しています。バックナンバーは、京急電鉄のHPからご覧いただけます。
※記事は、2022年7月25日時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります。
※価格は全て税込です。
Photo/濱津 和貴 Writing/殿井 悠子 Model /橋本 梨紗・竹内 サティフォ