MIULIKE vol.08『カメラと出かける、三浦半島の秋』より

カメラと出かける、三浦半島の秋。
Play with Camera

澄んだ空気と優しい光に包まれる秋は、思わず撮影したくなる美しい風景が満載。 三浦半島の様々な秋の海の表情を求めて、 フォトジェニックな旅をしてみませんか?

馬の背洞門
城ヶ島にある「馬の背洞門」は三浦半島の大人気スポット。アーチ内に美しいグラデーションが映るのは早朝のみで、写真は日の出の10分前に撮影したもの。雲に色がつくことでこのようなグラデーションが生まれるため、雲の多い日を狙って。
※ 照明などの装備をし、足元に十分注意して移動してください。

1.写真家×Photo
フォトグラファーと巡る
三浦半島の愛すべき風景。

豊かな自然と人々に魅了されて、三浦半島へ移住した写真家の小澤さん。心に響く瞬間をより印象的に撮影するコツを教えてくれました。

多彩なマリンアクティビティを楽しめる三浦半島は、エリアごとに表情が異なる海岸線が魅力。開放的なビーチや穏やかな海、起伏に富んだ岩場など、訪れる場所によって受ける印象は変わります。「その魅力を引き出すには空間作りがポイント」と小澤さん。今回は一眼レフカメラを持参して撮影! 「三浦半島を象徴する広々とした海もアイコニックな建物や動きのある人々を加えるだけで、饒舌にストーリーを語る写真に。自然の造形美や色、光など、いろんな要素を組み合わせることが、エモーショナルな写真を残すコツです」

<城ヶ島>
偶然のシャッターチャンスはスケール感を大切に。

馬の背洞門へと続く道の途中には、城ヶ島のダイナミックな景色を楽しめるスポットも多数。「奇跡的に出会えた虹を撮影するときは、崖や建物などを加えるとスケール感が伝わりやすくなりますよ。壮大な自然には、広角レンズが使える一眼レフが便利です」

ACCESS「三崎口」駅よりバス 白秋碑前下車

<城ヶ島>
猫が集まる城ヶ島でキュートな写真を!

たくさんの猫に出会えることで有名な城ヶ島内。「動物を撮影するときは、動物が逃げないように一定の距離を保つことが大切。その後シャッターチャンスを待ちます。今回は水面に映る姿もかわいかったので、低いアングルから撮影。一眼レフの望遠を使えば、遠くからでもよい表情が狙えます」

 ACCESS「三崎口」駅よりバス 白秋碑前下車

<森戸海岸>
マリンアクティビティが盛んな三浦半島ならではの風景を撮影。

SUPやカヤック、ウインドサーフィンなどを体験できる三浦半島の海は賑やか。森戸海岸ではSUP体験を行うショップも多数点在します。「森戸神社とパドラーなど、その場所のアイコニックな景色を入れることで、写真にメリハリがつきます」

ACCESS「逗子・葉山」駅よりバス 森戸海岸下車、徒歩約3分

<油壺湾>
人々の暮らしが息づく海岸線をノスタルジックに切り取る。

たくさんのヨットが停泊する油壺湾は、リゾート感たっぷりの景色が定番。「意外性を求めるなら違う観点で撮影を。マリーナの近くにある建物ですが、その質感や使い込んだ色合いなど、漁師たちのリアルな暮らしを感じさせます。その場所の歴史を語る建物は、一枚で絵になるんですよ」

ACCESS 「三崎口」駅よりバス シーボニア前下車

<三浦海岸>
ビーチで拾った小道具でオリジナリティある海の写真に。

半島の東側にある三浦海岸は、夕日ではなく、朝焼けに染まる空と海が美しいスポット。ビーチで拾った貝殻などをアートに見立てるなど、自身で空間を作り上げるとオリジナリティも出ます。

ACCESS 「三浦海岸」駅より徒歩約5分

2.海×アクティビティ×Photo
秋の三浦半島は 「いいね!」の宝庫だ。

豊かな海に囲まれた三浦半島には、ここでしか体験できないアクティビティが満載! 臨場感のある一枚が狙えます。

<Sunny Funny Days>

話題のフィットネス「アンティグラビティ」 を海が一望できるプライベートデッキで体験! 終わった後にハンモックを使った記念撮影もできます。

住所/三浦郡葉山町一色2378-3
☎/046-801-3282 

<ホーストレッキングファーム三浦海岸>

心休まる穏やかな海を眺めながら、躍動感に溢れる乗馬を体験。日常では決して味わえない海岸乗馬は、後ろから撮影することで馬と海が際立ち、ストーリー性のある写真に。

住所/三浦市南下浦町上宮田1751-3
☎/046-887-1088 

フォトジェニックな三浦半島の景色、いかがでしたか?
さらにこだわりたいという方にはフィルムカメラもおすすめ。独特な空気感を写真で表現することができ、現像されるまで何が撮れているかわからないというワクワク感も味わえます。
三浦半島では今回ご紹介したスポット以外にも素敵な風景がたくさんあります。季節や時間帯によって見え方も変わるので、ぜひカメラを片手に散策してみてください!

※ 掲載内容はMIULIKE Vol.8発行当時(2019年10月)のものとなります。
※ 社会情勢などにより、営業時間や内容が異なる場合がございます。
※ 価格は全て税込です。
※「MIULIKE」は京急電鉄が発行している広報誌です。バックナンバーは京急電鉄のHPからご覧いただけます。

 

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