なぎさ No.627 『What is ワーケーション?』より

What is ワーケーション?

「ワーケーション」とは、ワーク（仕事）＋バケーション（休暇）を組み合わせた造語で、アメリカ発の新しい働き方だ。日本でも温泉地や観光地などで取り入れられている。都心から約1時間で行けるリゾート地・三浦半島なら、海あり、山あり、温泉あり。あなたに合ったスタイルのワーケーション、はじめてみませんか？

旅をしながら、働きながら

自由気ままに、好きな場所で仕事する。

窓ごしの景色が変わる

仕事場でリフレッシュ！

もはやキャンピングカーは、キャンパーたちだけの乗り物ではない。“旅するように暮らす”バンライフのひとつとして、“好きな場所で働く”ワーケーションに、キャンピングカーが使われている。海沿いの道が続く三浦半島をドライブしながら、「次の仕事場はどこにしようかな♪」と移動するだけでも気分転換になる。運転中、かわいい看板のカフェを見つけたら、その場所にとどまりひと仕事。直売所で新鮮な野菜を買い、浜辺で簡単な料理をする時間は、家事が非日常になるひとときだ。

仕事をするそばで、潮の香りとともに聞こえてくるＢＧＭは波の音。考えることに行き詰まったときは、青く広がる海と空が、停滞していた思考を再始動させ、答えのヒントを教えてくれるかも。

観音埼灯台（かんのんざきとうだい）　

1869（明治2）年に建てられた、日本最古の洋式灯台。東京湾で唯一参観できる灯台で、映画「喜びも悲しみも幾歳月」のファーストシーンにも登場した。

自宅でも会社でもない、第３の場所
ホテルにロングステイして仕事も遊びも効率よく。

居室のシェア利用も可
ホテルの新しい活用法

１カ所にとどまり、仕事に集中する時間と思いきり遊ぶ時間をカチッと切り替えたい場合は、移動時間などを削減できるリゾートホテルでのロングステイがオススメだ。

都心からわずか１時間で行ける観音崎エリアは、閑静なリゾート地。日頃、仕事に追われて大切な人とゆっくり過ごす時間が持てない人は、ひと足先に平日から一人でホテルインして仕事をし、週末に相手と合流してオフタイムを満喫する、という楽しみ方もできる。海山に囲まれてのんびりした環境だからこそ、集中力がアップして効率的に働ける。オンもオフもうまく使い分けて過ごせるのが、リゾートワーケーションの魅力だ。近くに美術館や自然博物館など感性を磨くスポットもあるので、アイデア出しもはかどりそう。

観音崎京急ホテル

平日限定4泊5日ワーケーションプラン（料金 4泊5日で3万2,780円）。館内のレストランや温浴施設「SPASSO」の割引あり。併設するグランピング施設で、ラグジュアリーなアウトドア体験ができるのもここならでは。

横須賀美術館

観音崎公園の緑豊かな自然をバックに、正面には東京湾が広がる絶景。景色に溶け込んだ建物はガラス張りで、館内に自然光が降り注ぐ。日本の近現代美術作品を中心に、約5,000点を所蔵。

おいしい地元グルメとの出会いがご褒美

もうひとつの働く場所で、地元の魅力を発見する。

新鮮な魚や野菜が手に入る三浦半島ならではの特権。それは、おいしい地元グルメが食べられる行きつけのお店との出会いかも。祖父の代から漁業を続ける金澤等さんがオーナーの「かねよ食堂」では、目の前の海でとれる魚や海藻を使った創作料理に舌鼓。海外の海辺のカフェのような店内では、食をテーマにしたアートイベントなども開催される。

かねよ食堂

走水海岸にたたずむ、漁師小屋をリノベーションしたカフェ＆レストラン

※掲載内容はなぎさNo.627発行当時（2021年6月）のものとなります。
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※「なぎさ」は京急電鉄が発行している広報誌です。バックナンバーは京急電鉄のHPからご覧いただけます。